2003年12月【新平コラム】<<【新平コラム】リスト
大晦日 一年間お世話になりありがとうございました。
(2003.12.31)
 一年の締めくくりが雨になりました。これも、単なる偶然ではないようです。
 2003年、様々な出来事がありました。
 この時期、毎年反省します。人間は、謙虚であったかどうかを。残念ながら、その答えが今日の雨のようです。

 一年間の感謝と決意を込めて今年の最後のコラムにさせていただきます。
 
敬愛する坂村真民先生の有名な「二度とない人生だから」

 二度とない人生だから
 一輪の花にも
 無限の愛を
 そそいでゆこう
 一羽の鳥の声にも
 無心の耳を
 かたむけてゆこう

 二度とない人生だから
 一匹のこおろぎでも
 ふみころさないように
 こころしてゆこう
 どんなにか
 よろこぶことだろう

 二度とない人生だから
 一ぺんでも多く
 便りをしよう
 返事は必ず
 書くことにしよう 
 
 二度とない人生だから
 まず一番身近な者たちに
 できるだけのことをしよう
 貧しいけれど
 こころ豊かに接してゆこう

 二度とない人生だから
 つゆくさのつゆにも
 めぐりあいのふしぎを思い
 足をとどめてみつめてゆこう

 ニ度とない人生だから
 のぼる日しずむ日
 まるい月かけてゆく月
 四季それぞれの
 星々の光にふれて
 わがこころを
 あらいきよめてゆこう

 二度とない人生だから
 戦争のない世の
 実現に努力し
 そういう詩を
 一篇でも多く
 作ってゆこう
 わたしが死んだら
 あとをついでくれる
 若い人たちのために
 この大願を
 書きつづけてゆこう

 ご愛顧誠にありがとうございました。どうぞ、良いお年をお迎えください。合掌
皆さん、いかがお過ごしですか
(2003.12.30)
 私は、年末で、お誘いのメールや電話も無く、テレビを見ながら過ごしています。

 流石に、各局いい番組が放送されています。特に、困難を多くの人の支えや家族愛で乗り切る姿は、もらい泣きです。

 やはり、全国には、頑張っている人がいるんだなーと発奮させられます。

 今から、少しの掃除とあいさつ回りに出かけます。
仲人8組目
(2003.12.29)
 昨日は、仲人として、延岡まで結納にいきました。
 やはり、人と人が結びつく最高の場面であり、人生においても最も、有意義なときに立ち会う喜びを感じています。

 年の瀬に、とても和やかに心地良い一時でした。
 お幸せに。

 かれこれ、8組目となりました。どの組も順調にいっているようです。
 来年は、オリンピックイヤーです。感動の年になるでしょう。
 独身男性、女性のキューピット役としても、貢献出来たらいいですね。

 今から、餅つきです。
結果は、
(2003.12.27)
 基本的には、財政改革推進計画は、変わりませんでした。
 県民生活関連枠として、平成15年度当初予算額の10%の範囲内で、要求限度額に加算することを認めることとしました。約34億円程度になるそうです。

 国から県に措置される地方交付税、臨時財政対策債が大きく減少しており、さらに、厳しい状況が予想されます。歳入で、約230億円減ということだそうです。

 いずれにしても、厳しい内容です。取り急ぎ報告します。
 26日、12時 県議会控え室にて
財政改革推進計画、今日決定
(2003.12.26)
 3年後には、財政再建団体に転落する危機が迫っているとして、11月21日に、突如、公共事業など投資的経費を大幅に削減して、健全な財政に戻すという財政改革推進計画(案)が出されました。

 県議会としては、そのままの案では、産業構造が公共事業に頼る割合の多い本県では、大きな影響が出るとして、協議を重ねてきました。何も、業界を守ると言うことではなく、本県雇用に占める割合が12.3%もあるなど、直接県民がその痛みを強いられることになるので、最新の注意が必要なわけです。

 本日、11時から、全員協議会を開催し、執行部側の結論が提示されます。
 提示されましたら、直ちに、報告いたします。
クリスマス
(2003.12.25)
 メリークリスマス

 例年、イブ、そして今日は、街は閑散とするそうです。
 
 あたたかい家族の団らんがある一方で、そうでない人もたくさんいらっしゃいます。
 政治は、その方たちのためにあるのです。
年賀状はお済ですか
(2003.12.24)
 政治倫理規定というやつで、政治家は、年賀状が出せません。これは、繰り返される金権政治を打破するため、寄付金の禁止、葬儀での弔電、花輪の禁止など様々な制限が申し合わせされています。

 この規定が出来るまでは、年末の一仕事であったようですが、全く出来ないのも、寂しいものです。
 私は出せないのですが、母や兄家族、子どもたちのは、パソコンでオリジナルを作成しています。
 今では、プリンターの性能も良くなり、子どもの成長や賑やかな様子は、写真で十分で、言葉はいらないくらいですね。

 メールでのあいさつ文も多くなってきました。いずれにしても、1年間の感謝、今後1年間の祈り、日本の文化を大切にしたいものです。

 年賀状は出せないけど、年賀状がほしい男より
議員バッジ
(2003.12.23)
 都道府県議会議員は、全国共通の議員バッジが当選のたびに支給されます。約1万5千円だそうです。
 この議員バッジをめぐり、大きな悩みがあります。それは、この会合には、バッジを付けるべきか付けない方がいいかと判断に困る場合があります。

 国会議員は、このバッジをつけていないと、いくら有名でも、議場や地下通路は、入ることは出来ません。しかし、地方議員の場合は、議場にも入れますし、全くといっていいほど支障ありません。

 議員なりたての頃は、顔も売れていなかったので、バッジを付けるケースが多かったのですが、最近は、はずしていくケースがほとんどです。

 どちらでも、気にならない方もいらっしゃるでしょうが、この4年半、試行錯誤の末、本会議や委員会などと特に公式な出席以外は、バッジをはずすように心がけています。

 議員の形容詞として用いられる議員バッジですが、形式を重んじることがかえって滑稽に映る場合があります。

 やはり、大切なのは、中身です。
子どもとのスキンシップ
(2003.12.22)
 昨日は、妻の忘年会があり、終日、子どもと過ごしました。どこかに出かけたわけではなかったのですが、小さくて大きな発見がありました。
 それは、スキンシップです。当たり前のことなのでしょうが、考えてみれば、ここ数年、1日中、子どもたちだけと一緒に過ごすした記憶がありません。

 もちろん、妻や祖父母と一緒の時間は、あったのですが、父子だけというのがなかったのです。
 三人の娘のうち、小学1年生の二女と3歳の三女は、すぐまとわりつくてくるのですが、小学4年生の長女も思いっきり甘えてきました。
 妹2人の世話をしてくれるようになり、なんとなく、いつの間にか成長したなーと感じていた長女は、親離れをしているんだと勝手に思っていたのです。

 考えてみますと、まだ子どもです。何か特別なことをしたのではなく、子ども目線で思い切り遊んだだけでしたが、いつになく無邪気に寄り添う長女が、愛くるしく思えると同時に、今までスキンシップが足りなかったのかなと反省もしました。

 私の小さい頃の環境も、あまり、家庭的な父ではなかったので、さして気にしていませんでしたが、日常の小さなことかの知れませんが、大きな気づきを得たように思います。

 その子どもたちも、水曜日で二学期が終了します。特に、年末年始の計画はありませんが、1年間分は取り戻せませんが、スキンシップ心がけます。
冬のソナタ
(2003.12.21)
 先週からBS放送で連夜10時から2時間、韓国の純愛ドラマ「冬のソナタ」が再放送されて、再び女性のハートを暖めているようです。

 近所では、BSアンテナが、次々に立ち上がりました。ちなみに、まだ、我が家には、BSが映りません。催促されているのですが、・・・。友達からのビデオで我慢しているようです。 
 言葉や仕草が綺麗で、日本人が、高度経済成長の陰で失ってしまった、あるいは、失いかけているものを気づかせてくれます。
 例えば、ワンシーンに「私は、謝らない。だってあなたは、私の心を奪ったのだから・・・」なんてのがありますが、子どもも真似しています。

 大きな転換期、目標を失った、心の時代・・・様々な言葉に形容される今の時代、人々は、何を創造してゆくのでしょうか。
県議会が閉会しました
(2003.12.18)
 約1ヶ月にわたり議論して参りました11月20日開会された今年最後の定例県議会が閉会しました。

 何と行っても、私たちの生活を直撃する大幅な歳出カットをして財政を立て直すことを盛り込んだ財政改革推進計画案について議論が集中しました。

 国のほうも、年金の国民負担増、所得税等の増、消費税のアップも取りざたされています。市町村も、同じでしょう。
 来年は、更に寒くなりそうです。

 ここ近年、景気雇用対策でばらまいてきたつけまでもが輪をかけて迫ってくることになります。

 ある海外のメディアのコラムに、「どうして、日本は優秀な経営者がいるのに、日本全体の経営ができないのか不思議だ。」とありました。

 政治は、経済。経済は、タイミングです。その場しのぎの安易な政治判断が、結果として大きな国民負担になっていることは否めません。
ザ・政治家占い
(2003.12.17)
 にわかに、自民党会派内で占いブームです。「ザ・政治家占い」という無料のサイトがあって、そこに、生年月日を入力すると、四柱推命などをコンピューターで処理された51の星の中から、すぐに探し出してくれます。「あなたが政治家だったら誰のタイプ、政治家度○%、・・・・後はみてのお楽しみにします。

 普段、ほとんど占いなんて興味のないおじさん議員さんたちも、俺も見てくれ、俺も見てくれと必死でした。その結果は、悲喜交々でした。

 県議会も明日までです。財政改革など真剣な議論が交わされる中、ひとときの休息でした。
欲しいものランキング
(2003.12.16)
 「あなたの最も欲しいものは何ですか。」との問いにあなたは、どう答えますか。あるアンケートで、一番は「時間」 二番は「健康」そして、ずーっと離して、「家、お金・・・」と続く結果がでたそうです。

 ものが溢れている現代社会において、人の価値観が大きく変わってきました。
 県議会で、景気雇用対策の審議をする中で、数字では、若者の雇用や公共事業など大変厳しい状況であるのですが、実感としてピンとこないと議員同士で話になります。
We got him
(2003.12.15)
ビックニースが飛び込んできました。「彼を捕まえた。」遂にサダム・フセイン元イラク大統領が発見され拘束されました。昨晩の9時過ぎの思いがけないクリスマスプレゼントでした。
 この10数年間、一人の独裁者によってイラク国民の多くの人権が剥奪されてきました。2003年も押し迫って、イラクがそして世界が明るい方向へ向ってくれることを願って止みません。

 ただ、あと、2週間早かったら、2名の日本人外交官の犠牲はなかったのかと思うと大変残念です。

 今後は、一刻も早い、イラクの復興を望みます。もちろん、政治的な駆け引きに利用されてはいけませんが、とりわけ、ブレア首相、ブッシュ大統領、小泉総理の九死に一生を得た、政治のダイナミズムを垣間見ました。
県と市の関係
(2003.12.14)
 ある会合で、津村宮崎市長が、県の行政運営に疑問を投げかけました。
 概略は、こうです。
 1市6町で運営している某施設で実際その住民の利用状況が十数%で、多くが区域外からの利用である実態がありです。県も当然何らかの予算措置をするよう要望したが、、あっさり断られたとのことでした。

 そもそも、破綻前のシーガイアの支援のあり方をめぐって不仲説がささやかれていました。また、今回、木花の宮崎市営球場を県に無償譲渡することについてももめています。

 様々な経緯があるようですが、同じ行政同志においてしっかりした議論を脇の置いて、感情論的な域を出ていません。

 困難なこの時代は、何より住民からの信頼関係、安心感が行政に求められます。
国会議員は何を考えてるの?
(2003.12.13)
 今朝の新聞を見て、びっくりしました。本県選出の国会議員がそろいもそろって、県が作成した財政改革推進計画(案)に対して、要望書を提出したとの事です。しかも、ご丁寧にコメント付きでした。

 その経緯は、恐らく、関係団体の要望に応えたのでしょうが、情けありません。レベルが低すぎます。国会議員の役割は何ですか。これでは、口利きによるメリットが少なくなると言わんばかりです。

 宮崎県の財政は、県執行部と県議会が最大の関心を持って鋭意議論しています。
 国会議員に臨むのは、国からの情報、国と県のパイプ役です。本来の役割をまずきちんとすべきです。それをした上で、県がおぼつかないようでしたら、その時は、一定の関与があってしかるべきです。

 ちょっと怒りっぽいコラムになりましたが、どこか、何かおかしい。この緊急事態にこの調子では、先がおもいやられます。
痛みを分かち合う?
(2003.12.12)
 ずーっと気になる言葉があります。それは、「県民の痛みを分かち合うために給与をカットします」という言い方です。
 最初は、安藤知事が所信表明で使いました。その後は、執行部の説明の中で随所に使われるようになりました。

 なんか、偉く、世間から高いくらいの人が、位の低い人に対して発するように聞こえます。また、やっかみにガス抜きしてるようにも聞こえます。もちろん、その主旨は理解していますが、どうも気になります。

 言うまでもなく、公務員の給与は、税金で算出るされます。国民(納税者)あっての公務員です。しかし、なぜかこの言葉を聞くと、県庁あっての県民という感覚があるのではないかと疑います。

 言葉と言うのは、その使い方では非情にむずかしいでしょうが、大切です。また、逆に、絶妙の言い回しもあります。
 私だったら、こう言います。
 「厳しい財政状況であります。この難局は、官民一体となって乗り切らねばなりません。まず、その改革は、当然、公務員から率先して行います・・・・。」

 県民の皆さんが公務員の給与を下げることを期待しているのではなく、公務員として、もちろん、税金の無駄遣いは問題外ですが、いい仕事をしてほしいということだと思います。

 今、最も必要なのは、信頼関係です。
県議会一般質問最終日
(2003.12.11)
 5日間(一日4名、計20名)にわたって開催されました一般質問も今日で終わります。安藤新体制のもとで、初回と違って2回目の県議会でしたので、あまりマスコミに取り上げられませんでしたが、11月に発表された財政改革推進計画(案)を中心に、今後の中長期の財政見通しの哲学とセーフティネットなどについて議論されました。

 避けては通れない財政改革ですが、安藤知事においては、10の宣言(言わばマニュフェスト)の公約の実現にむけて頭が痛いところでしょう。

 しかし、こういうときこそ政治の出番です。ばらまいたり、耳障りのいいこと言うの時代の政治は、誰にでも出来ます。確かに、様々な要望、期待に応える、県民が喜ぶ施策に目が向きがちですが、将来の子供たちのため、正に高い使命感をもって臨まなければなりません。

 そして、より多くの理解、協力が必要です。そのためには、信頼関係です。自らのこととしての崇高な覚悟が要ります。

 今年も、あと20日。問題山積のまま、年を越すことに、政治に携わるものとして、大変責任を感じます。
リーダーの資質2
(2003.12.10)
 呂新吾が述べる第一等の資質を持った人物、つまり素晴らしい「人格」を備えた人物をリーダーに選ぶことが大切です。

 それでは、人格はいかに形成されていくのか」、また「どのようにすれば、人格を向上させることができるのか」ということを考える必要があります。

 人格を高め、自己を磨くためには、本来なら宗教者が行っているような厳しい修行を自らに課すことが求められるでしょう。私たちのそれに匹敵する方法は、日々の仕事に打ち込むことによって、人格を向上させていくことが出来ると考えています。

 二宮尊徳は、生涯を通じ、田畑で懸命に働き、刻苦勉励を重ねていくなかで真理を体得し、人格を高めていきました。そのような尊徳であったからこそ、リーダーとしてたくさんの人々の信頼と尊敬を集め、多くの貧しい村々を救うことができたのです。

 さて、国会では、イラク派遣の基本計画が発表されました。国際貢献の大きな意味を理解した上で、安全面など慎重に、慎重に事を進めるべきと思います。

 一部マスコミで、小泉総理が10年前にTVインタビューで海外派兵に断固反対する旨の発言するシーンが映し出され、矛盾を追及していましたが、内容はともかく、今の小泉総理の顔が、10年前と比較して、一心不乱に打ち込むリーダーとしてのふさわしい資質を備えていると思いました。
 
 困難な時代だからこそ、政治家の資質が問われます。常に人格を向上させていくことが必要です。
 街頭演説がんばります。
リーダーの資質
(2003.12.09)
 あるコラムに地方分権時代における首長(知事、市町村長)のリーダーの資質が、取り分け、市町村合併をめぐる手綱さばきに明暗が分かれると書かれていました。

 決断までは、じっくり耳を傾け、そして、時期がきたら、覚悟を持って、退路を絶って自らの考えを示す姿を期待しているのに、優柔不断なリーダーが多いと嘆きます。

 リーダーが持つべき資質について、中国明代の思想家である呂新吾は、「深沈厚重なるは、これ第一等の資質」と、著書「しん吟語」で述べています。つまり、リーダーとして一番重要な資質とは、つねに物事を深く考える重厚な性格だというのです。

 呂新吾は、さらに続けて、「聡明才弁なるは、これ第三等の資質」とも述べています。「頭が良くて才能があり、弁舌が立つこと」は三番目の資質でしかないというのです。

 イラク情勢や価値観の大きな変化を求められる時代の移り変わりの中で、大小を問わず、あらゆる集団のリーダーが、人格を高めることに懸命に努める人であることが、日本社会をいきいきとした社会に取り戻す力になることに、疑いを持ちません。
井ノ上正盛参事官の通夜に出席
(2003.12.08)
 本県出身の井ノ上さんの通夜に、政治に携わるものとして、同世代の人間として、妻と一緒に手を合わせました。
 棺の中で眠る井ノ上さんは、頭部には、銃弾を受けておらず、一見、穏やか表情でしたが、イラクの厳しい生活条件を思わせる日焼けした様子が伺えました。
 
 一つの政治判断により、尊い命を奪われた歴史の一コマに、ただ呆然と立ちすくみ、もう一方で、改めて政治判断の非情さ、厳しさを痛く感じました。

 同世代の人間としては、その使命感に敬服します。人間何かをチャレンジするときには、大義、あるいは使命感なるものが決してそんなに強くない背中を押してくれますが、あのイラク戦場でのそれは、逆に強い使命感を抱かなければ怖くてしょうがなかっただろうと想像するとき、人間の強さの反面、怖さも感じざるを得ません。

 殺害のすさまじさはあの銃弾を浴びた車の映像のたびに思い起こしますが、正直、その実感はありませんでした。
 妻と帰りの車の中で、親の気持ち、残された妻や子ども、そしてこれから生を受ける子どものこと・・・・を話しました。

 「テロに屈してはならない。」のは共通する認識でしょう。また、遺族にとっては、他に犠牲者が出るのは忍びないが故人の遺志をついで、戦って欲しいという気持ちでしょう。

 政治に携わるものとしてじっくり考えます。
イラク便り〜奥大使からのメッセージ
(2003.12.07)
 奥大使は、イラクに赴任して、4月から亡くなる2日前まで、外務省のHPの「イラク便り」として71回にわたり現地での状況などを発信していました。

 私も今回の残虐な事件の後、その存在を知り、読み返してみました。その内容はどれも過酷な任務と高い志に息をのみます。

 5月11日第19回の便りの題名は、「頑張れ日本のNGO」でした。戦火のまえから人道支援を行い、電気や水が供給されにくい状況の中、復興支援を手掛けるNGOの役割、意義にスポットを当てています。

 「学校に帰ろう」プロジェクトでは、世界各国のNGOと協力して、子どもたちに文房具を届けたり、衛生状況の良くないトイレなどを修理したりしているそうです。

 結びに、この活躍を日本の若者が知り、新たにNGOに参加してくれることを期待するメッセージでした。

 阪神・淡路大震災の時も無関心と称されていた若者たちが立ち上がり見事なボランティアをしてくれました。

 皮肉なものですが、普段は取り留めることがないまま生活をしている私たちですが、災害や有事に日本人が失いかけていた人間に戻るのでしょうか。
エネルギー需要減少へ
(2003.12.05)
 経済産業省・資源エネルギー庁は、政策を策定するための基礎となる「長期エネルギー需給見通し」を来年夏を目途に改定するそうです。

 これは、一つの時代の大きな転換を意味します。人口減少などの影響で、エネルギー消費量が初めて減少すると予測される見込みで、消費量の増加を前提にしてしてきたエネルギー政策の転換も迫られるでしょう。

 実用化が近い燃料電池などの水素エネルギーや消費地の近くに小規模な発電設備を置いて送電する「分散型電源」など、新たなエネルギー供給源の整備が進む効果が期待されます。

 一度決めた計画は、遮二無二に取り組む20世紀型の考え方を改め、「今の時代」に照らし合わせ、常にそれが、真に国民の利益につながるかどうかの21世紀型の検証が必要です。

 これは、無駄な公共事業をなくすのと同じです。なぜなら、無駄は、即、使用料や税金で国民にしわ寄せがくるのを知っているからです。

 年金問題で、ようやく、それまで関心のなかった国民も目覚めつつあります。石川県珠洲原発計画も事実上断念しました。
 宮崎県でも当然、揚水発電の是非が議論されます。21世紀型の検証です。
もうすぐアクセス2万件
(2003.12.04)
 このホームページのアクセス件数が間もなく2万件に達します。足掛け4年での達成で、アクセスいただきました皆様に心から感謝申し上げます。

 なるべく、ストレートに自分の考えを述べようと試みてはいますが、実際、言葉の難しさを痛感します。特に、簡潔さと分かりやすさを念頭においていますが、真意が伝えられず、ご迷惑をおかけしたり、誤解を招いたり・・色々ありました。

 何より、アクセスいただく皆様のお陰です。頑張ります。
綾の森が自民党の機関誌に
(2003.12.03)
 毎週火曜日に自由民主党本部が発行する「自由民主」第2120号の私「元気人」ですのコーナーに「綾の森を世界遺産にする会」副代表の郷田美紀子さんが掲載されました。

 郷田前町長が命がけで綾の森を守ったこと、世界遺産の取り組みでわずか2ヶ月で15万人の署名が集まったことの他に、送電線建設問題や県議会で参考人招致がなされたことなども記載されていました。

 自由民主党の機関誌に綾の問題が取り上げられることは、画期的です。驚きました。
 しかし、冷静に考えると、その時代がきたということの裏返しかもしれません。

 聞きますと、東京の本部から支持があって、九州福岡の記者の方がこられたそうです。
 何が大事で、何が大事でないか。正に選択と集中です。厳しい財政状況の中で、取捨選択が求められています。

 私も、一貫して、政治に携わる者の責任、使命として綾の森を守る運動をしてまいりました。4ヶ所で行った県政報告会で当然、綾の照葉樹林と送電線建設との兼ね合いについて言及しました。

 中には、「同調できない」と席を立つ方もいらっしゃたのですが、今、「夜明け前」だと思います。厳しい叱責もありますが、すばらしい御来光が拝めると確信します。

 自由民主党ホームページ URL http://www.jimin.jp/
今年のボーナスは?
(2003.12.02)
 先ほど、県は、宮崎県財政改革推計画(案)を発表しました。その中身は、平成16年から3年間を推進期間とし、特に、県単公共事業は、毎年度、対前年比30%を削減するものです。

 平成15年度の338億円から平成16年度236億円、平成17年度166億円、平成18年度は116億円と3分の1にする目論みです。

 県議会としては、財政再建に一定の理解はあるものの、公共事業に雇用も含めて景気の動向にウエイトが大きいこの分野の急激な削減は、当然看過できません。

 3日に、緊急の全員協議会を開催し、説明を求めると共に、セーフティーネットなど想定される全ての対策を協議します。

 ある会社の人が言ってました。「今年は、当然ボーナスはゼロ。バブルの頃は、一人100万円あったのに・・・・。」
イラク戦争で初の日本人犠牲
(2003.12.01)
 残念ながら、この時がきました。日本人の犠牲者が出てしまいました。しかも、そのうちの一人が都城出身の方でした。まだ、お子さんも小さい30歳だそうです。

 テロの可能性が高いとの事です。この訃報が届き胸が詰まりました。人間は、なんて愚かなのでしょうか。人が死ぬことがどんなに辛いかを知っているのに、過去に苦しい思いを経験しているのに・・・・。

 もちろん、テロに屈してはなりません。ただ、一般に、そのことで、どれほどの犠牲を強いられるのでしょうか。そこまで、時の政治に権限があるのでしょうか。

 いずれにしても、正確な情報から的確な分析をし、一時の感情に流されることなく、毅然とした対応が求められます。 

 そして、彼らが、当然、危険を承知で、その任務に精励されていたとの事を思うとき、その遺志をしっかり引き継ぐ意外には、今は、思い当たりません。

 ご冥福をお祈りします。