2004年10月【新平コラム】<<【新平コラム】リスト
国会議員としての初質問
(2004.10.29)
 所属します農林水産常任委員会で初めての質問をしました。
 宮崎から出張を少しはやめて傍聴にお越しいただいた大学の先輩やインターネットでライブ中継をご覧くださったみなさんからもそれぞれ激励や感想もいただいております。

 島村農林水産大臣をはじめそうそうたる方々の前で、時間は、答弁も含めて30分でしたが、改めて、国会議員としてのやりがいやその使命の大きさを感じました。 

 時間の関係で予定していた質問項目の半分ほどしかやり取りが出来なかった点は、今後の課題で、次回以降の機会に生かして参ります。

 私のホームページの掲示板に『陽明』さんから、ご丁寧に昨日の様子を紹介するネットのアドレスがアップされています。ありがとうございます。ご覧いただけます方は、アクセスしてみてください。また、ご感想などいただけますと、幸いです。

 臨時国会は、後1ヶ月残されています。
 重要法案といわれるものはありませんが、政治とカネの問題や相次ぐ自然災害の対応など議論を深めるべきものは、しっかり取り組んでまいります。
本日、農林水産常任委員会での初質問
(2004.10.28)
 昨晩も、遅くまで、質問の準備をしておりましたが、ちょっととした事件(?)がありました。

 それは、アメリカ追従と言われる20ヶ月齢以下の牛のBSE全頭検査の緩和策について、役所は、「科学的な見地から、食品安全委員会での答申を受けて・・・」とどうも、この委員会を隠れ蓑にしているきらいがあります。

 万が一の場合の責任の所在にしても、役所は逃げ腰です。ですから、民間の方で恐縮ですが、食品安全委員会の委員長に参考人として出席していただき、新聞報道等の真意を質そうと出席の要求をしましたら、役所として本音を言われたら困ると見ているのでしょうか、国会中で農政の最大の課題でもあるBSE問題にもかかわらず、出席を拒んでいました。

 本日の理事会で協議されます。想像はしておりましたが、官僚は手強いですね。これから、幾度となくこういう事態が想定されますが、一政治家として天下国家のためになるのでしたら、堂々と議論してまいります。

 行ってきます。

 質問終わりました。
 熱意が伝わり、委員長の出席、答弁が叶いました。質問内容と答弁は、整い次第、アップします。
野菜の高騰に、緊急野菜供給対策
(2004.10.27)
 今、スーパーで買い物をするとびっくりします。軒並み、野菜が平年比、3倍前後と品薄から高騰していますが、千代田区のお店では、レタス1個1,050円がありました。さすがに、誰も買わずに、残っていました。 

 農水省は、相次ぐ台風や長雨による野菜価格の高騰を抑えるため、出荷量を増やした生産者への奨励金や消費者への情報提供などの対策を実施すると発表しました。

 6年ぶりの実施だそうです。年末まで実施するそうです。
 @具体的には、キャベツ、たまねぎ、だいこん、はくさいについて生産者に前倒しを奨励し、その分のお金が出ます。
 Aきゅうり、ほうれんそう、こまつな、しゅんぎくについて生産者に温度管理などで出荷量を増やさせ、出荷奨励金が出ます。
 Bキャベツ、きゅうり、だいこん、ねぎ、はくさい、レタスについて不ぞろいのものを出したものに奨励金が出ます。

 いつ頃、この効果が現れるのでしょうか。ピーマンなどの他の野菜はどうするのでしょうか。野菜の高騰で、果樹まで買い控えが響いています。
 などなど、課題も残ります。明日の農林水産常任委員会で質します。
新潟中越地震のその後
(2004.10.26)
 新潟は、冷たい雨が降り平野部では、5℃まで冷え込むところもあり、初冠雪を記録するところもあるとの予報です。
 さらに、被災後の心労や二次災害で命を落とす知らせは、胸が詰まります。

 本日、午後1時から衆議院本会議が開会され、あの田中真紀子氏が、地元で発生した地震について急遽、質問に立ちます。地元の皆さんは、心強いでしょう。
 逆に、本日、新潟入りを予定していた小泉総理は、天候不良により、延期になったそうです。(急遽、午後新潟入りされてそうです。田中真紀子氏は、短時間で何が分かるのと痛烈に批判していました。)

 明日は、15時から党首討論が行われます。小泉VS岡田 参議院選挙後、初めての論戦です。

 勝敗は、真剣さだと思います。アメリカ大統領選挙もテレビ演説で優劣が決まりそうですが、魔法は通用しません、特に、被災地の皆さんには。
君子は、安くして危うきを忘れず 
(2004.10.25)
 君子は、安くして危うきを忘れず 存して亡びるを忘れず 治して乱を忘れず  中国古典『易経』より

 現在が安泰であっても、いつ危険が生じるかわからない。いま存在していても、いつ亡びるともつかない。いま泰平であっても、いつ乱世にならぬとも限らない。だから常に注意を怠らず、いざという時のために備えておかなくてはならない、という意味です。

 まさに、日本もいま、将来を左右する大きな選択を迫られています。なかでも特に重要なのが安全保障、防衛外交、治安の問題で、それぞれにどういう選択肢を取るかによって、日本の将来は大きく変わってくると思います。

 だからこそ、原点に帰ることが求められます。「何のためなのか、何を目的としているのか。」
 今週28日の初質問で、食の安心安全を勉強すればするほど、この必要性を思い知らされます。

 これくらいはいいだろうとほんの少しハードルを下げてうまくいった。このことが後々取り返しのつかない事態に陥っていくのです。薬害問題にしても、企業の不祥事にしても・・・・。

 身近な「食」をキーワードに原点に帰る重要性を喚起してまいります。

  
相次ぐ自然災害
(2004.10.24)
 新潟で発生したこのたびの地震の瞬間は、私は、埼玉で開催された国民体育大会の応援を終え、宿舎にたどり着いた直後でした。東京でも、震度が4程度で、数回の大きな揺れを感じました。

 政府は、阪神大震災同様の非常対策本部を設置しました。相次ぐ台風の来襲の復旧が終わっていない状況の中での被災は、相当こたえます。

 また、まさかと思いましたが、台風24号が日本列島に向かう進路になりつつあります。

 大切な命も一瞬にして奪っていったこの災害、政治のもっとも重要な使命は生命や財産を守ることです。自然災害としてあきらめることなく、科学的にも統計的にもしっかり分析し、今後に備えなければなりません。

 胸が痛みます。
初質問
(2004.10.23)
 所属する農林水産常任委員会での初質問が次のように決まりました。
・10月28日 11時15分〜11時45分(所要30分)

 県議会での質問は、持ち時間制(質問している時間のみカウントされ、答弁はカウントされない。)でしたが、国会での委員会質問は、答弁も含めての時間で、若干勝手が違います。

 26日に、島村農林水産大臣の所信演説があり、それを踏まえての質問になります。
 今週末は、国民体育大会が埼玉県で開催(23日から28日まで)されます、宮崎からは、約500名の選手役員関係者だそうで、応援に行ってきます。

 来襲した台風の状況も心配ですが、初めて、週末を東京で過ごします。国会議員としての新たなスタートである初質問に備えます。
臨時国会の争点8〜「国内のBSE対策の見直しについて」  憂い
(2004.10.22)
 厚生労働省と、農林水産省は、15日、20ヶ月齢以下の牛を検査対象から外すことを柱とする、国内BSE対策の見直し案を食品安全委員会に諮問しました。
 
 わが国は、関係者の血のにじむような努力の末、牛肉について消費者の安全・安心を確保するために、全頭検査と特定危険部位の除去の二重の措置を継続してきました。死亡牛を含む全頭検査体制が整ったのは、本年四月であり、なぜ、今の時期に、急いで諮問を行わなければならないか理解に苦しみます。

 食品安全委員会は、指摘されている政治的判断を避け、本来の使命に忠実に、科学的で、公正な審査に徹するべきであり、生産者、消費者等との意見交換にも十分な時間をかけるべきです。

 10年間の潜伏期間があります、命に関わることです、消費者あっての畜産業界です、最初から白旗を揚げているのではないか、万が一の場合は誰が責任を取るのか・・・などなど、まだまだきちんと説明する責任があります。

 危険です。このままでは、消費者の信頼を損ね、「牛肉離れ」を引き起こしかねません。

 昨日から、日米局長協議も強引に開催されています。実態は、「ブッシュの要求に合わせ国内措置を変更する」方針をとっています。先の予算委員会では、「国内と同等の措置を要求する」と約束しておきながら・・・。

 私は、米国産牛の拙速な輸入再開に反対する立場から、所属する農林水産常任委員会に臨みます。
政治用語「もち代、こおり代」、緊急災害対策本部会合
(2004.10.21)
 「もち代、氷代」とは、盆暮れに自民党の派閥から数百万円単位で配られるお金のこと。もちろん、選挙前は、別途支給されます。

 その実態をよく知る元自民党の秘書をしていた議員からの質問が参院予算委員会で質されました。話題の日歯連からのヤミ献金問題で、帳簿に記載すればなんら問題ないのに記載しなかったのは、記載しないで使いたいお金だったからだとの追求に、ついに南野法務大臣がそのことを認めました。ちなみに、所属する清和会から個人の団体に対してその記載はありません。

 お金で、政策を買ったり、横やりを入れてきた実態に反論できないでしょう。今日は、参院予算委員会2日目です。生で傍聴します。
 
 またまた、憎い台風が襲来しました。度重なる惨事に慰めに言葉もありません。ただ、政治の役割を果たすのみです。
 昨晩から早朝にかけて、宮崎での被災状況を電話でお聞きしております。
 本日、2時10分から国会内で、緊急の台風等災害対策本部会合が開かれました。

 このたびの台風23号による人的被害は、死亡、行方不明を併せて80名をも上る状況で、ここ十数年では、最悪の被害状況となりました。
 小泉総理は、開会中の予算委員会で、その対応は、通常予算内で賄う(予備費を含む)と明言していますが、迅速な応急措置、窓口の一本化など、現場の声を真摯に受け止め、補正予算も見据えて、万全を期すよう強く要望しました。
 

ちょっと一息、「おれ流」
(2004.10.20)
 プロ野球再編問題、また、親会社のゴタゴタでも注目されるプロ野球ですが、昨晩の日本シリーズ第3戦は、見ごたえありました。一試合2本の満塁ホームランは、シリーズ初だそうで、逆転に次ぐ逆転で大いに沸きました。

 結果は、10対8で西武に軍配が上がり、シリーズ成績を2勝1敗としました。
 大切なこの第3戦のポイントは、6回表に劇的な満塁ホームランで勢いづく中日が1点リードで迎えた7回裏の西武の攻撃に対して、中継ぎ、岡本の交代を決め、マウンドに行った落合監督でしたが、そのまま続行、うっすらと笑みをこぼしながらベンチに帰る姿がありました。結果は、その後、カブの満塁弾を含む大量6点を与えて一気に逆転されました。

 TVカメラは、終始、落合監督の表情を捉えていましたが、全くのポーカーフェイス。
 勝負の厳しさとすごさが画面からも伝わってきました。
 なんとなく、このシリーズ、落合中日が勝つように思いましたが・・・。願望です。
衆院予算委員会
(2004.10.19)
 朝9時から始まりました予算委員会を傍聴しました。TVで見られて方もいらっしゃるでしょうが、いかがでしたか。私は、生で参加しましての率直な感想は、いつもどおりの風景に思えたということです。

 野党がスキャンダルを質せば、小泉総理はそれをかわすの繰り返しで、野党の突込みが甘いのか小泉総理の答弁が上手いのか・・・

 いずれにしても、しばらく選挙がないわけですから、与野党の緊張感がなくなるのが心配です。

 あと何年後でしょうか、私が華の予算委員会で登壇する日は。
 さて、所属します農林水産常任委員会で初質問の日程が決まりました。28日の午前中です。

 今国会の農林水産関係の法案はありませんが、BSE全頭検査問題、FTA交渉問題、食料自給率問題など喫緊の課題から中長期的な課題まで質して参ります。

 皆さんのご意見やご要望がありましたらお知らせください。
今日から予算委員会です。
(2004.10.18)
 朝9時から、衆院予算委員会に行ってきます。テレビ中継も予定されています。参議院議員選挙後で、本格的な2大政党制として、国会論戦が注目されます。

 毎度のことですが、政治家の失言が目立ちます。言うときは、毅然としてものを言うべきですが、普段のコメントで配慮を欠くケースが問題です。

 エースを送り込む大切な予算委員会で、もうとっくに見放されている政治家の信頼、政治とカネがまたまたクローズアップされます。

 本質的な議論を望むのですが、・・・。行ってきます。
臨時国会の争点7〜年金問題
(2004.10.17)
 年金は、検討すれば検討するほど、難しいテーマです。夏の参議院選挙では最大の争点として年金問題が取り上げられました。
小泉改造内閣への国民の期待で最も高いのが生活に直結する年金問題です。

ちょっと、分かりにくいのが、参議院選挙前に自民、民主、公明三党合意がなされましたが、その後、民主党幹部の交代と政局によって履行されていません。そして、自民党の強行採決となりました。

 これから当分は国政選挙がないという状況下で、この路線を貫くことは、国民の不利益になります。そもそも、このような問題は、与野党でコンセンサスをしっかり築くべきもので、政局にするのは、今の状態を考えても得策ではありません。

 第一に、与党は、年金法を可決した以上、当分の年金改革を行なう必然性がありませんので、民主党が現状を放置すれば、年金不安が増幅することになります。「これは与党の責任だ」と開き直ってしまえばそれまでですが、国民に対する責任を果たしたと言えるでしょうか。
 
 第二に、30年、50年先のことを考えねばならない年金制度が、政権の度に変わっていたのでは、国民が安心して政権交代を実現できません。どちらが政権を取っても、安心できる年金の基盤をつくるべき時期に来ているのではないか私は考えています。

 一刻も早く、与野党協議に入るべきであると考えます。
臨時国会の争点6〜来週から予算委員会
(2004.10.16)
 代表質問が終わり、来週から予算委員会が月火に衆議院、水木に参議院で開催されます。

 私は、メンバーではないのですが、傍聴したいと思います。それにしても、予算委員会と名がつくのに、どうして、予算や国に将来像の議論にならないのか不思議です。

 今回も政治スキャンダルの攻防になります。その様子を実況でお伝えします。
臨時国会の争点5〜郵政民営化法案をめぐる攻防
(2004.10.15)
 政府VS自民党、昨日、参議院での代表質問がはじまりました。自民党は片山幹事長が質問に立ち、野党からも拍手が起こる場面もあるなど、郵政民営化など政府のこれまでの強引な手法に異例の注文とも思われる具申がありました。

 永田町では、20日過ぎに何かが起こると野党の幹部が親しい与党の幹部からの情報を流しています。
 「裸の王様」となった小泉首相は、今後、改革の本丸として「郵政民営化法案」実現に向けて、猪突猛進していくでしょう。そして、その天王山は、来年の4月から6月頃となります。「郵政民営化法案」は、予算非関連法案ですから、来年の3月上旬までに国会に提出すればいいので、今後、郵政民営化推進本部(本部長・小泉首相)や経済財政諮問会議の場で、その具体化に向けて精力的な検討が行われていくことでしょう。

 3月の法案提出の段階では、一悶着はあるでしょうが、自民党も、政府提案の法案だから、基本方針の閣議決定を事実上黙認したように、「それは政府の方針」として、提出自体は認めるでしょう。しかし、法案審議の段階になれば、今度こそ自らの土俵だから、容赦なく、反対勢力は法案修正を狙って攻勢をかけてくるはずです。

 造反すれば、一気に政局となりかねないデリケートな問題ですが、一方で、10年前、下野した自民党は、同じ轍は踏まないとの見方もあります。政権の座をなくす屈辱からすれば、何でも呑むというのです。

 これがザ・自民党で、すごいというのかずるいというのか。
 いずれにしても、この民営化の中身が国民のためになるのかどうかの議論を深めなければなりません。
小泉総理の所信表明演説に対する代表質問
(2004.10.14)
 各党から、所信表明演説に対する代表質問が衆議院から始まりました。
 衆議院本会議場の議長席から右上に参議院議員傍聴席があるのですが、私も傍聴してきました。時間のあるときは行くようにしています。、それぞれの部屋(執務室)でも中継が見れるのですが、やはり生に限ります。

 今国会の様子が違うのは、自民党席から声援の拍手が今までと比べて極端に少なかったことです。国会のTV中継では拍手やヤジはあまり聞こえませんが、会議場を生で傍聴した方はよく解るように、質問や答弁の最中、野党のヤジと与党の拍手が入り交じって、本会議場はそれなりに活気があるものです。ところが今回は、野党のヤジはともかく、与党のやじや拍手が少ないのです。

 内閣改造後の小泉総理の求心力が急速に低下していることの何よりの現われではないでしょうか。
 こうした本会議場の様子は何か今度の臨時国会の行く先を暗示しているようです。

 今日は、参議院でも代表質問が行われます。10mの距離から感じたものを報告します。
小泉総理の所信表明演説
(2004.10.13)
 昨日、第161回国会が召集され、冒頭に、小泉総理の所信表明演説が行われました。
 私の席は、演壇に最も近くにあり、約10m位のところで聴いていました。10月の臨時国会に次ぎ、2回目でしたが、精彩を欠く内容と表情がはっきり読みとれました。

 終わりの始まりです。プロ野球の新規参入でも分かるように、今、スピード感覚が求められています。国民の期待は、不安、不信、不満からの脱却が命題のはずなのに、その具体的な方策が示されていません。

 「人生いろいろ」発言から今回は「やれば出来るは魔法の合いことば」等と国民感覚とあまりにもかけ離れた演説はノウテンキと言わざるを得ません。

 また、改造内閣の改革の本丸と位置づける国民の関心がたった3%の郵政民政化に固執するのは、大局を見失いがちです。肝心の生活や命に関わる年金や医療福祉などの期待に逃避さえしています。

 少なくとも、透明性と説明責任には、しっかり応えていかなければ、魔法ではなく、手品になってしまいます。
臨時国会の争点4〜三位一体改革
(2004.10.12)
 「総論賛成、各論反対」は、よくあることです。時代の流れもあり全体の利益のためには賛成だが、いざ、自分の事や自分に関係する箇所になると、それとこれとは違うと反対に回るケースです。

 確かに、現実には厳しい場面にも遭遇するでしょうが、将来をしっかり見極め、今、行動をすることが求められる時があります。特に、大きな時代の転換期における政治にそのことが必要です。

 今国会での一つのテーマである「三位一体改革」で如実に現れています。各省庁の抵抗(省益)があってなかなか進まないからこそ、全国知事会から提示した項目でした。それなのに、地方選出の国会議員が、色々、災害時の補助金の必要性など理由は述べていますが、今度は、霞ヶ関側にたってものを言うのは、はっきり言ってこっけいです。

 あれだけ、地方分権を唱えていた政治家がです。昨日の朝日新聞の社説に宮崎選出の中山文科相は無責任と書かれていました。

 持論もあるのでしょうが、責任ある政治家として、少なくとも代替案がなければ、話が進みませんし、単なるエゴとみられてもいたしかたありません。

 改めて、この国の官僚システムは、長い間、いたるところにはびこってしまっていることに気づかされます。
 また、そこに挑む政治家にこそ真の勇気をみます。

 本日から、臨時国会が始まります。心して臨みます。
臨時国会の争点3〜地球環境問題
(2004.10.11)
 ロシア政府が9月30日の閣議で、京都議定書を批准する方針を決めました。これによって、1997年に開かれたCOP3(気候変動枠組み条約第3回締約国会議)で採択された京都議定書が発効する見通しとなりました。
 近年の異常気象、そして、自然界からの警告であろう地球規模の災害からして、議定書の発効は温暖化対策の第一歩として、ロシア政府の判断を評価します。

 一方で、世界第4位の温室効果ガス排出国である日本は、削減目標と逆に排出量が年々増加しており、既に2002年の段階で1990年の総排出量を7.6%も上回っているのが現状だそうです。

 今まで政府が示してきた地球温暖化対策推進大綱は内容が乏しく、このままでは日本が削減目標を達成できるのか疑わざるを得ません。新たな国内対策に一層取り組みを強化する必要があります。

 具体的な温暖化対策として、二酸化炭素を固定し地球温暖化を防ぐ森林の効果に着目し、環境・緑を守る持続可能な公共事業、いわゆる緑のダム事業で温室効果ガスの吸収量を確保し、また、炭素1トンあたり3千円程度の環境税等の経済的措置導入による実効性のある地球温暖化対策を行うことが不可欠であると思います。政府においても、経済に与える影響をできるだけ回避しながら、温暖化対策を強力に推進していくべきです。

 京都議定書の批准に難色を示しているアメリカやオーストラリアなどが、環境負荷に対する責任を果たすよう、環境先進国として引き続き働きかけていかなければなりません。
臨時国会の争点2〜イラクの大量破壊兵器の存在否定問題
(2004.10.10)
 日本では、うやむやにされがちな政治判断に対する検証ですが、独立国家で、成熟した民主主義を唱えるアメリカは、否は否として認めることで、政治の暴走にブレーキをかけるシステムを構築しています。

 米調査団の最終報告がなされました。イラクの大量破壊兵器捜索に当たっていた米調査団団長のドルファー氏が、上院軍事委員会で、昨年のイラク戦争開始前にイラク国内には大量破壊兵器の備蓄はなかったと証言したとされます。イラク攻撃の根拠とした大量破壊兵器の存在を公式に否定したものであり、開戦の根拠は根底から否定されたと受け止められます。

 パウェル国務長官が米上院公聴会における証言に次いで、改めて、イラクへの先制攻撃を正当化する根拠としたイラクの大量破壊兵器の保有という主張が崩れ、ブッシュ政権が大量破壊兵器
の存在を口実に先制攻撃を行ったのではないかとの疑惑が強まったことになります。

 また、戦争を主導したブッシュ政権内部では、アルカイダと旧フセイン政権の関係について、ラムズフェルド国防長官が、一度は「強力な証拠は見ていない」旨の発言をしながら撤回したり、大量破壊兵器の存在の証拠とされたウラン濃縮用アルミニウ
ム管の評価について、内部の専門家から疑問の声が上がっていた事実をチェイニー副大統領やライス補佐官が知っていたなどの事実が次々と報じられています。

 当時から様々な疑問の声が投げかけられていたにもかかわらず、小泉総理は、イラク攻撃に当たって、独自の情報収集・分析を怠り、不正確かつ恣意的な情報に基づいて、安易にアメリカのイラク攻撃を支持したことになります。政府は、今になって過去のイラクによる一連の国連決議違反を口実としていますが、まったくの詭弁です。開戦支持の根拠が根底から崩れた今、国民に対して誤った説明を行い、イラクへの先制攻撃を支持した小泉総理は、自らの政治責任を重く受け止めるべきです。

 「私の判断は間違っていなかった、間違っていたのは情報だ」と大統領選挙で堂々と発言している姿の人は、潔いのか、潔くないのか・・・。

 臨時国会において、この問題を厳しく追及していきます。
臨時国会の争点1〜政治資金問題
(2004.10.09)
日本歯科医師連盟から旧橋本派に提供された一億円の献金隠し事件をめぐり、先日、村岡兼造・元官房長官が在宅起訴されました。
 会計責任者にとどまることなく、派閥幹部が起訴されたことは、事件の解明に向けての半歩前進であり、公判の中で事実関係が明らかになることを期待します。

 一方で、当時の派閥会長である橋本龍太郎・元首相と青木幹雄・自民党参院議員会長は不起訴とされ、野中広務・元自民党幹事長は起訴猶予(一定の事実関係を認定)とされました。しかし、疑惑は依然として払拭されていません。

 橋本元総理をはじめ旧橋本派は、国民が注視する巨額の裏金事件について、国民政治協会の中身など自ら率先して説明責任を果たすよう、あらためて強く求めます。

 臨時国会において、本件をはじめとする自民党のヤミ献金問題を厳しく糾し、実際、政策をお金で捻じ曲げているのではないか等の疑惑の真相解明をはかるとともに、政治資金規正法の改正強化など政治とカネの問題に全力で取り組んでいきます。

 それにしても、今臨時国会は何かおきそうです。小泉総理もはっきり、橋本元総理に説明責任を求めていますし、被害者意識のある村岡氏も証人喚問に応じる姿勢を示しています。

 どちらかと言うと、与野党の対決ではなく、悶々とした自民党内のくすぶっているマグマが噴出すのではないでしょうか。

 橋本高知県知事も、県議会の辞職勧告決議の可決後直ちに本会議場で辞職願いを提出し、出直し選挙が行われることが決まりました。知事選挙となると6億円もの税金が使われるとの事です。
 その理由も政治とカネです。全くの国民、県民不在ですね。

 先日参加した、憲政の神様 尾崎行雄先生(衆議院26期、就任期間63年)没後50年式典でしみじみ思いました。「当時の政治家が、まさに命がけで政治に取り組んでいたことに対して、時代が違うとはいえ、今の政治家にはその気概が足りない。」

 尾崎がく童は、亡くなる1年前の93歳にして、自筆で『人生の本舞台は常に将来に在り』と残しました。それは、現在、国会近くの憲政記念館の入り口正面に掲げられています。
臨時国会が開催されます。
(2004.10.08)
 10月12日から12月3日まで53日間の日程で臨時国会が開催されます。「通常国会終了から実質的に国会審議をしていない開いていない期間がこんなに長いのは初めてだ。」と中堅議員がつぶやきました。「これから、しばらく選挙がないから、中休みだよ。」と淡々と分析する先輩議員の話に【これじゃいかん。】と新人議員は息巻きます。

 臨時国会の召集権は、内閣にあるので、実際どうしようもないのですが、中身で勝負です、しっかりアピールしていきます。
 所属する農林水産常任委員会での質問の出番もあるようです。
 全国唯一の現役農協青年部員国会議員として、未来産業である農業について国の取り組みを質します。

 さて、またまた台風が接近しています。前回までの災害による生活の復旧も途中なのに、うんざりですね。
 最初の仕事となりました台風災害の国の支援に全力で取り組みます。これまでの取り組みは、トップページで報告しております。

ご覧ください。
http://www.shinnpei.com/news/shibason_saigai.htm