2005年12月【新平コラム】<<【新平コラム】リスト
大晦日に〜信頼のある関係を〜
(2005.12.31)
 2005年、お付き合いくださり誠にありがとうございました。皆様に感謝しながら、今年最後のコラムを書いております。

 本年の世相を表す漢字に「愛」が決定されたのは、人間本来の関係が崩れ、社会がおかしな方向へ向かっていることに対する警鐘であると想います。
 私たちは、何と信用すればよいのでしょうか。一連の耐震データ偽装問題、リフォーム詐欺など新手の詐欺の数々、さらに、今年、二度も折れ曲がった列車をみる破目になりました。

 ごまかし、だまし、法を犯す・・・。この一年、どうしても、このコラムも厳しい内容になりました。
 
 また、度重なる自然災害による被災地や依然として厳しい地方経済のあおりを受けて、寒い正月を余儀なくされている皆さんに
政治の責任も痛感しております。

 さて、今年最後のコラムですので、希望も込めて明るい話題で閉めたいと思います。

 先日、アメリカの旅客機が離陸直後に前輪のタイヤが90度横に向いていることが判明して、全世界に中継される中で、ロサンゼルス国際空港に無事、緊急着陸した映像を見られたと想います。

 米ロサンゼルス近郊のバーバンクを離陸した「ジェット・ブルー」航空機292便(A320型エアバス、乗員・乗客146人)です。 

 アメリカの場合、全て機長に判断が任されているようですが、
着陸の腕(燃料を減らして機体を軽くし、着陸時に前輪に負担をかけないよう後輪でバランスを取った。)もさることながら、私は、正直な情報公開が見事で、これを日本も大いに見習うべき点だと想いました。
 
 普通、パニックになってもおかしくない乗客も、機長からの情報が、機内に放映されていたものと一致し、冷静に対処したというのです。
 ここで、信頼関係が生まれます。もちろん、いざという場面において、考えていたとおりの操作を行うというのは難しいものですから、日ごろの訓練も立派だったのでしょう。

 情報公開、何回も使われてきたこの言葉ですが、実に大きな意味があることに気付かされます。

 特に、情報を公開する方には、緊張感が働くことです。これは、官、民関係ありません。

 情報公開、そして反省、修正が大事です。
 とうとう、アメリカでさえ間違いを認めたのに、大量破壊兵器が見つからなかったことに対する日本政府のコメントが未だありません。これは、危険なことです。

 映画「男たちの大和」を観ました。あの時、死ぬと分かっていても突入した男たちの気持ちに報いているでしょうか。まさに、映画が語りかけているとおりです。

 このコラムも信頼関係の一つです。2006年も元旦から、お届けします。どうぞ、良い年をお迎えください。
溌剌颯爽(はつらつさっそう)
(2005.12.30)
 人間の心とはそれほどきれいなものではない。
 性善説!、性悪説!年末の一年を振り返っての10大ニュースをみるたびに考えさせられます。
 特に、2005年は、この日本において、まざまざと見せ付けられました。
 安全なはずの子どもたちの回りのもの、たてもの、のりもの、たべもの・・・。

 突き詰めると、人間の心の問題に行き着きます。

 雑草は放っておいてもまたたく間に繁茂します。しかし、美しい花は、水を与え、肥料をやり、虫を除け、丹精込めて育てなければ花は開きません。

 人間の心も、それと同じです。放っておくと、雑草が生えます。
 心の花を咲かせるためには、絶えず心を見張り、雑草を抜き取らなければなりません。

 二宮尊徳は、「あらゆる荒廃は人間の心の荒蕪(こうぶ)から起こる」と言いました。
 そして、心を荒れ放題にしないためには絶えず、心の田んぼ、つまり心田を耕さなければならないと説きました。

 二宮尊徳の銅像が全国の小中学校からなくなるにつれて、目を覆う事件が起きてしまったようです。

 溌剌颯爽(はつらつさっそう)。
 いつも気持ちをさわやかにしておく。いつも、さっそうとした気分でいる。溌剌颯爽こそ、心の雑草を取り、心の花を咲かせるために、かかせない必須の条件ですね。

 私は、年末年始を利用して、静岡県三島市で、断食道場で、修業しております。
 現在、6s痩せました。さわやかです。
証人喚問決定!
(2005.12.28)
1月17日、通常国会召集3日前に小嶋社長の証人喚問が決まりました。これは、このまま幕引きを狙っていた自民党本部や議員に抗議の電話などが殺到して実現したようですが、そもそも年内に行うべきでした。

 時間が経てば経つほど、本音が引き出しにくくなるでしょうし、証人自身の身の危険性を脅かすケースも否定できません。

 耐震強度偽装は、今でも増え続け12月21日現在で82棟です。
 自民党の武部幹事長は「悪者探しに終始するとマンション業界がつぶれ、景気がおかしくなる」と発言しました。
 国民の安全よりも自分たちと関係の深い業者の利益を優先するということです。

 法的に問題はないとしながら、発覚するとそそくさと返金するのはどういうことでしょうか。チルドレンに配られた「もち代」にもこの類のお金が入っていることを、彼らはどう考えているのでしょうか。みのもんたさんにも追求してもらいたいです。

 国会は、立法機関です。捜査機関とは違います。国会は、国会で、これからも事実の徹底解明を行い、関係者の責任を明確にします。そして、罰則強化や建築士資格の更新制度導入、専門家によるチェック体制の導入などの再発防止策を講じ、国民の安全を守ります。徹底した情報公開、事実解明、責任追及。それが国民の皆様に対する私どもの責任ですから。
学校安全対策基本法案」を次期通常国会に提出
(2005.12.27)
 年末に、広島県、栃木県、京都府と、小学生の女児が相次いで殺害されるという痛ましい事件が発生しました。同じ世代、子どもを持つ親の立場からも居たたまれません。心からお悔やみ申し上げます。
 栃木県での事件は、未だ犯人が捕まっていません。冬休みに、子どもたちはおののいています。

 社会のひずみがさらに弱いところへ向けられるこのような事案に対しては、社会全体として考えていかなければなりません。
 究極的には、地域の目が最大の防御になるはずですが、地域の絆が薄れてしまった昨今は、現実的な対応も必要です。

 まず、これ以上、政治が子どもたちの安全対策を置き去りにすることは許されませんし、迅速な対応をとらなければなりません。
 子どもの安全対策を講ずるために、@通学路の安全確保のためのスクールバスや街灯等の整備、A犯罪被害防止のための安全教育、B地域ぐるみの学校安全体制の整備、C学校施設等への不審者侵入対策などが急務であり、通常国会冒頭の補正予算で速やかに対応すべきと考えます。

 我が会派は、学校及び周辺の安全対策を推進する「学校安全対策基本法案」を次期通常国会に提出します。さらに、「子どもの安全合同会議」を立ち上げ、学校やその周辺のみならず、厚生労働省所管の保育所、障がい児施設、児童館、学童保育等、経済産業省の下にある学習塾、法務省所管の性犯罪者の再犯防止の問題等、中央省庁の縦割り行政を排して、すべての子どもたちの「命」を守るために、あらゆる方策を講じます。

 子どもたちを守れずして、国政を語る資格はありませんし、未来もありません。
女子フィギアスケート
(2005.12.26)
 女子フィギアスケートのトリノオリンピック日本代表3名が決まりました。ノーミス、ノーミスの素晴らしい演技は、正に手に汗握る想いで、テレビに釘付けされた方も多かったことでしょう。
 挫折や怪我を克服してリンクで踊る彼女たちの人間ドラマにに、惜しみない拍手が鳴り響きました。

 しかし、今回の代表決定に対しては、どうもすっきりしないものが残りましたね。それは、グランプリファイナルで優勝した15歳の浅田真央選手のことです。

 浅田選手は基準日よりわずか87日、誕生日が遅かったために年齢制限でオリンピックに出場できず、代表に選ばれませんでした。
 日本人だけでなく多くの人が「浅田選手のいないオリンピックが本当の世界一を決めることになるのか?」という疑問を持っています。杓子定規にこのルールを浅田選手に適用するのが本当に妥当なのでしょうか。

 スキージャンプの板の長さを変えるなど、自国の成績が振るわないとすぐ、ルールを変えてきたのが欧州でした。
 それがいいとは、想いませんが、少なくともこうした素朴な疑問を持つ人が「そこまでやってダメなら仕方がないか」と納得するまでの努力を日本スケート連盟は行なうべきではなかったでしょうか。

 「ルールはルールですから、どうせダメでしょう。」となんのアクションも起こさず、浅田選手のオリンピック出場の道を閉ざした感じがします。

 浅田選手の「オリンピックがなくなるわけではありませんから」というけなげなコメントを聞くと、努力もしない日本スケート連盟の姿勢に憤りを感じます。

 いったい日本スケート連盟は誰のために存在しているのでしょうか。世界スケート連盟のためでしょうか。それとも日本のスケート界のためでしょうか。
 原点に帰るべきです。

 おかしいことをおかしいと想い、勇気を持って行動することの大切さは、業界との癒着構造にメスを入れた小泉総理が提唱しました。

 まだまだ、残念ながら、どうもこうした風潮が日本の組織にはあちこちにありますね。政治課題でもあります。

 さて、最後になりましたが、代表になった荒川、安藤、村主3選手には、是非オリンピックの舞台ですばらしい演技をしてもらいたいと思います。
再度の証人喚問を要求します。
(2005.12.22)
 ようやく全国規模で捜査当局の家宅捜索がはじまりました。
 一連の耐震データ偽造発覚から相当の時間が経過しているので、証拠隠滅や口裏あわせなどが心配されていましたが、徹底した捜査を求めます。

 また、国会は、捜査機関が動いたから、それでおしまいではありません。ヒューザーの小嶋社長が、民放の番組で証人喚問に応じてもいい旨の発言をしています。

 国会は、捜査機関とは違いますが、原因を究明し、立法する判断材料として再度の証人喚問の開催を強く要求しています。しかし、自民党の反対で実現しておりません。

 先の総選挙で3分の2以上をを占める与党です。こういうときにその力を発揮すべきです。野党においしいところをとられるから反対していると報道されましたが、それが、事実なら、これこそ、国民不在です。

 さらに、またまた、今回の件でも政治家と業界の不透明なお金の流れが見え隠れしています。
 小泉チルドレンも「もち代」400万円を喜ぶのではなく、お金が支配する構造などを学んで欲しいです。

 ちなみに、私は「もち代」は、一切ありません。一円もありません。無所属での活動ですので、年間約1000万円の政党助成金がありませんし、企業団体献金も全てお断りしていますので、0円です。

 それで政治活動が出来るか心配されている方へ
 出来ます。徹底した経費削減と個人献金(個人サポーターの賛同)によって可能です。私は、そのビジネスモデルを作り上げました。

 これから政治を志す方々も、軌道に乗るまでは我慢も要りますが、是非取り入れていただきたいと想います。
 事件が発覚するたびに、ヒヤヒヤしている政治家はもうはやりませんから。
がんばろう!高千穂鉄道
(2005.12.21)
 昨日、第3セクター高千穂鉄道の取締役会で、経営継続が困難なことから、県や沿線市町などでつくる3セクを解散する方針を決めました。

 旧国鉄時代から数えて、70年の歴史に幕を引くことになりました。
 高千穂といえば、天孫降臨の地、その神秘な魅力に引き込まれ、訪れるまでに時間がかかりますが、年間100万人を超える観光地としても親しまれてきました。
 また、たくさんのドラマなどでも紹介されてきました。

 その中でも、トロッコ列車を有する高千穂鉄道は、ふるさとのシンボルとして活躍してくれました。

 今回の取締役会の判断は、自省も含めて非常に情けないです。何が大切で何を守らなければならないのか。
 こういうときに踏ん張らないで宮崎の行政は何をしているんだ。

 未曾有の被災で、落ち込んでいる今こそ、今こそなんです。経済観念だけでものごとを計る時代ではありません。
 
 さらに、ここ数年、宮崎県政の必死さが伝わってきません。
 ソフト事業では人気のあった沖縄へ宮崎の子どもたちを派遣し研修する少年の船がなくなりました。
 ハード事業では、川崎便のフェリーが廃止されました。
 ここ、数年でも、綾の照葉樹林を鉄塔を通してしまったこと、海岸に構造物を入れてしまったこと・・・。

 やめるのは誰にでも出来ます。しかし、歯を食いしばって取り組めば、智恵が沸いてくるものです。

 もちろん、国政の場での私の責任を棚に上げるものではありません。私は、今回の高千穂鉄道存続について、なんとか、希望をつなげる高千穂、日之影間の部分運行をと国の支援を超党派で取り組んできましたが、力及ばずだったことも認めます。

 しかし、しかしです。もうちょっと県はやることがあったはずです。拙速ですし、はじめに結論ありきといわれてもしかたありません。
 町の風景が変わってしまいます。いつもあるものがなくなると心がぽっかり空いたような寂しい気持ちになります。それで我慢しろと言うのでしょうか。 

 天孫降臨、高千穂に神の力が再び舞い降りてくることを願わずにはいられません。
 今夜も、絶えることなく、どこかの集落で、高千穂神楽の舞いがあります。
ボビーマジック!
(2005.12.20)
 今年も、あと10日となりました。
 各マスコミでは、この一年を振り返っての特集番組が組まれています。そして、そのドラマの中で、名言も創りだされます。

 初めてのストライキを経験した日本プロ野球の話題では、31年ぶりの快挙を果たした千葉ロッテマリーンズが上げられます。

 バレンタイン監督が、優勝の要因を聞かれたところ、迷わず、「プレパレーション」「準備だ。」と答えたそうです。

 9月の解散総選挙の勝因をある自民党幹部は、準備万端とコメントしていました。
 華やかな世界でも日ごろ、コツコツと準備する大切さを教えられます。

 本日は、年末挨拶で、宮崎の誘致企業などを中心に訪問します。
「エビちゃん」のことご存知ですか。
(2005.12.19)
 市町村合併で来年に宮崎県では44市町村から31市町村になります。全国では、約3200市町村から1821市町村になります。約4割もの市町村名が無くなります。
 
 昨日は、佐土原町の閉町式がありました。多くの式典に出席しますが、閉町式は初めてでした。慣れ親しんできたものを閉じることは一抹の寂しさがあり、複雑な想いですが、 新宮崎市としてのスタートでもあります。

 いっぱいの希望を胸に、新宮崎市の歴史が始まります。
 それにふさわしい事がおきました。

 なんと、会場にあのエビちゃんが登場しました。
 全国的な人気モデルとして活躍しているエビちゃんこと蛯原友里さんは、佐土原町の出身で、その活躍に対して特別表彰を受けられました。その雰囲気に、会場からどよめきがおきました。その日は、宮崎でトークショーなどがあったようです。
 
 同郷人の活躍は励みになります。東京でも若者会に出席してもらえるよう、アプローチしています。
2兆円の増税!聞いてないよ。
(2005.12.16)
 すべて小泉さんに任せるという白紙委任はしていないのに、またまた官邸主導で、国民のフトコロまで勝手に手を伸ばされました。

 先日、地元宮崎の銀行の幹部の方から経済状況を聞きましたら、昨年より、倒産件数、倒産額ともに増加しているとのことでした。特に建設業関連が厳しい現状にあるとのことでした。

 それを尻目に、平成18年度税制大綱を決定しました。その内容をみますと、総額で2兆円規模の国民負担増を求めるので、歳出の徹底的な見直しを行わないままに、このような巨額の国民負担増を強行することには、強く反対します。

 負担増に対する国民の理解を得るためには、相当の既存歳出の削減が不可欠であると考えます。

 特に定率減税の廃止は、到底認められません。1世帯平均年約5万円もの増税になります。わずか3ヶ月前の総選挙において、定率減税の廃止のことは、何ら国民に対して説明をしていません。
 
 税が政治の基本であり、このような巨額の負担増を行うのであれば、直前の選挙でこれをマニフェストに掲げ、その上で国民の審判を受けることは当然です。

 また定率減税は「所得税の抜本的な見直しを行うまでの間」と法律に定めてあります。定率減税の廃止は、政治の国民に対する信義則違反であり、かつ違法でもあります。

 国民のささやかな娯楽であるお酒が狙われました。酒税についても、税収確保と新商品潰しの色彩の濃い内容であり、消費者の立場を全く無視した内容となりました。今求められているのは、企業と税務当局のいたちごっこをやめ、企業が品質で消費者に対するサービス競争に取り組める環境を整備することです。

 そのためには、税収の確保にこだわることなく、酒税制を透明で公平な制度へ抜本的に改めることが必要であります。

 たばこ税についても、結局、数合わせ(税収確保)のための増税でしかありません。取りやすい所から取るの発想ではなく、たばこの社会に対する影響、医療保険財政に対する影響等を考えれば、喫煙率の低下が望ましく、これに対する実効性のある措置が必要であると考えます。

 現在の税制は複雑であり、かつ大きな歪みを抱えています。まずは、租税特別措置や暫定税率の廃止等によって簡素化・透明化を進め、国民の税制に対する信頼を回復することが喫緊の課題です。私は、「公平なくして増税なし」の基本的な理念の下で、新たな税体系の構築に取り組んでいきます。
証人喚問
(2005.12.15)
 自民党に抗議の電話が殺到したそうです。トップバッターの自民党代議士の尋問が自身の演説になり、しびれを切らした視聴者からのものでした。

 私も、後方で、傍聴しておりましたが、じれったいやらあきれるやら。
 こういった問題の陰には、政治家が絡んでいるのが今までもありました。そのお金の透明、不透明はありますが、森派や自民党、公明党代議士が関係してますし、行政(建築確認検査)のミスもあり、わざとのらりくらりの尋問かとうがった見方も出来ます。どうもすっきりしません。

 皆さんは、どうご覧になりましたか。
 立法機関である国会、国会議員が発覚する前に、画策していたようですし・・・。
 さて、今後は、捜査機関によって、しかるべき手続きにより、事件究明、再発防止などが速やかにとられることを希望します。

 もちろん、昨日の尋問の中で明らかになった、構造に対する注文などの文書は、偽造に関与したとみられる決定的な証拠にあたると思われます。明らかに偽証罪に問われるべきものがあったと思います。

 それにしても、次から次に起きる事件の数々、まだ、郵政解散、総選挙は、初秋の出来事でしたが、遠い昔のことのようで。
本日、証人喚問。
(2005.12.14)
 倒産させたり、社名を変更したり、離婚をして財産を守ったり、病気を装ったり・・・・もういやになりますね。
 この有り様を学校では先生が子どもたちにどのように教えているのでしょうか。又、それぞれの家庭での親は子どもたちに何と教えられるのでしょうか。

 他にも、先日の東証での入力ミスでも、同業者のミスに漬け込んで儲ける会社がありました。一流企業なんですか。えげつないですね。また、年末の全国一斉取締りでは、飲酒運転が大幅に増えているそうです。しかも、その最大の理由が、警察に見つからないだろうと思ったというのです。

 そもそも日本建築は、遠くからのみ眺めてきれいな西洋の建築と違い、見えない、細かなところにも丁寧に仕上げることがその高い評価だったそうですが、地に落ちました。

 また、日本民族も自らを犠牲にして事を成したり、潔さ、勤勉さが高く評価されていました。資源のない日本がここまで繁栄できたのは、まさに、それらでした。

 なぜ、こんなにも倫理観が欠けてしまったのでしょうか。まじめな民主党前代表の岡田さんが負けて、小泉劇場のせいにするには飛躍しすぎでしょうが、全く関係ないとも言えないのではないでしょうか。

 ポスト小泉の前に、又、年を越す前に、きちんとやるべきことがあります。
 本日の証人喚問が、国民の皆さんからの期待に応えられるよう私も出席します。
 せめて、正月は穏やかに迎えていただきたいです。
米国へクリスマスプレゼント?
(2005.12.13)
 昨日、政府は、20ヶ月齢以下の米国産等牛肉について、輸入再開をする決定を行いました。
 米国でBSEが発生して約2年間、食の安全、安心について広く議論してきましたが、将来に大きな不安を残すことになることに国政に携わる政治家として不甲斐ない気持ちでいっぱいです。

 改めて、このBSE問題をおさらいしますと、政府が輸入再開の理由とした食品安全委員会の結論は「米国・カナダのリスク評価を科学的に評価することは困難である」としております。

 ですから、米国等の現状を踏まえた科学的知見に基づく判断ではないことは明らかです。よって、これをもとに下した政府の判断は極めて問題があることを指摘して参りました。

 また、食品安全委員会が管理機関である政府に強く求めていた、輸出プログラム(月齢管理・飼料規制の厳守等)の実効性及び遵守の担保についても政府は何ら実施していません。これにもかかわらず、輸入再開を決定したことは、極めて政治的な(米国の圧力による)判断であり、国民の食の安全よりも米国の利益を優先させたことになり、断じて容認することはできません。

 特に、心配されるのは、学校給食で米国産牛肉が使用されるケースが想定されます。子供は選択肢がないため、そのまま感染牛を口に入れる可能性も否定できません。よって、私は国民の食の安全を守るため、輸入牛肉についても日本と同様のトレーサビリティを義務付けるよう求めるとともに、輸出プログラム(月齢管理・飼料規制の厳守等)の実効性及び遵守が疑問視されている現段階での米国産牛肉の早急な輸入再開について強く反対するものです。

 食の安全、住まいの安全、学校の安全・・・・ないがしろにされて感覚が麻痺してしまいそうな事件の数々。
 今年の漢字が「愛」に決まりましたが、なんともむなしいです。
平日は東京です、念願の第一回宮崎若者会開催!
(2005.12.12)

国会は閉会中ですが、年末も平日は国会事務所に出ております。
比較的時間がとれますので、東京での挨拶回りや宮崎にゆかりのある若者会等を開催しております。
2005年も残り20日となりました。
暗いニュースが続き気がめいりますが、来年は犬年いい年にしましょう。

 写真は、12月9日に開催しました「第1回宮崎若者会(仮称)」の様子です。場所は、在京経営者会議の高山会長さんが経営されている麹町の日向地鶏「おはな」です。

 学生さん、公務員、OL、・・・。それぞれ宮崎をキーワードに集まり、宮崎のホットな情報などで盛り上がりました。企画は、南郷町出身、坂元翔太君 法政大学4年生23歳です。(一番目立っている男です。)

 宮崎市出身のテレビ朝日アナウンサー、松尾由美子さん(お姉さんはMRTキャスター松尾恵子さん)も駆けつけてくださいました。
 松尾さんは、水木金のスーパーJチャンネルと土曜日のやじうまプラスに出演されています。地元宮崎を訪問し、台風14号災害状況のレポートで、2005年のスーパーJチャンネルANNアナウンサー賞を受賞されました。(写真右から2番目の方です。)
ハインリッヒの法則
(2005.12.10)
失敗には「ハインリッヒの法則 」というのがあるそうです。
1件の重大事故の裏には29件の軽微な事故があって、その背後にはヒヤリとするような300件が潜んでいるといいます。(産經新聞より)

日頃が大事だと教えてくれます。
何かと慌ただしい年末ですが、日頃の生活を気を付けましょう。
さて、気を付けても起きた一連の女児殺害事件に胸が痛みます。性犯罪者には終身刑やGPS(衛星利用測位システム)で行動を監視されるフロリダ州で制定された「ジェシカ法」の研究をしてます。
 急がなければなりません。今日もおきてしまいました・・・。
証人喚問決定
(2005.12.09)
 14日に衆議院におきまして証人喚問が行われることが決まりました。
某新聞の川柳に(安全が一つ二つと消える国)とありました。笑いでは済まされません。中でも人の命に直通影響する食の安全、住の安全は深刻です。

今年の流行語大賞「小泉劇場」には、事の危機感が感じられません。
耐震データ偽造問題
(2005.12.08)
 昨日、衆議院の国土交通委員会で、二度目の参考人質疑があり、傍聴しました。

 黒幕とされる者と主犯格の二人が欠席では話になりません。

 すべての会派から強く要求もありましたが、強制力のある証人喚問に切り替えて関係者の出席を求め、実態把握を通じて責任の所在を明らかにしてゆくのは当然です。

 議院証言法に基づく証人喚問は正当な理由なく欠席すれば罰せられます。虚偽証言した場合も同様です。ただ、刑事訴追される可能性がある場合は証言を拒むことが出来る規定もあります。

 今後は、捜査機関との連携が重要ですが、いずれにしても国民に納得されるかたちで、手続きがとられるように働きかけます。
 
 昨日の参考人質疑は、前回同様、逃げの姿勢に終始し、進展はありませんでした。

 検査機関の答弁にある「行政側が列挙した項目をすべてをチェックしても今回の偽造は見抜けなかった。」とか、「問題を指摘された当時は、単なるミスで偽造だとは思わなかった」という弁明がまかり通れば、全ては闇の中となってしまいます。

 何のための検査機関なのか、何のための法律なのか。これは、他のケースにも同じことが言えるわけですが、ここのところをうやむやにしていては、再発防止につながりません。
「鶴の一声」!
(2005.12.07)
 今は異常です。「鶴の一声」で物事が決まっています。たしかに様々な思惑や議論があり収集がつかなくなる場合があります。そのときに、それを無私無偏で「これ」と決断することは大いに意味があります。

 しかし、それが、大切な国民の生活、命、国の将来を決める国政となると話は違います。

 元来、そのプロセスの中で、人間の智恵が発揮されていました。
 最近の政府系金融機関の統廃合にしても、医療制度改革にしても、道路特定財源の一般財源化にしても官邸の一声で物事が決まっていくこの状況に、怒りを超えて怖さを感じます。確かにスピード感は必要です。改革も必要です。しかし、智恵を入れ込む暇も与えられないのは、その反動が心配なのです。 
政治家(国会議員)の特性と意味
(2005.12.06)
 先日、日経のコラムニスト 田勢康弘氏を招いての勉強会に出席しました。
 田勢氏は、ベテラン記者で、歴代の著名な政治家とのお付き合いもあり、その歯切れのよさ、分かりやすさは、先輩議員からも定評があります。

 その中で、いつもどおり、ドキッと急所を突いた話がありましたので紹介します。言い得て妙です。

 「政治家の特性は次の三つ。 
 @声が大きくなる。A両手で握手をするようになる。B常に知っている人がいないかどうか探す癖がつくので、いつも視線が泳ぐようになる。」

 さらに、「政治家は時間を守らない。約束をすぐに破る。同じ時間に二つも三つも約束を入れて平気でキャンセルする。『三つの会合にほんの短時間顔を出せば、みな喜んでくれると政治家は勘違いしている。ほんとうは来ないほうがよかったとみな怒っていることに気がついていない。』」

 田勢氏は、続けます。政治家はこうでなければならないと決まった形はもちろんない。いろいろな人がいていいが、このごろはむしろ似たような人たちが多すぎるように思う。

 人間としての陰影が感じられないタイプの若者が増えた。ほとんど寄り道をせず、設計図通りの人生ををまっしぐらに進んでいるような人物ばかりが国会運営に当たることの怖さを感じてしまう。

 私は、自分の語りかけながら、二つのことを想いました。一つは、反省です。ついつい勝手読みをしていることです。私も思い当たる節がいくつかあります。顔が赤くなりました。

 二つ目には、おかしいことはおかしいとはっきりものを言う政治の原点です。今、そのしわ寄せが地方に、弱いところに現れる傾向にあります。これはいけません。地方のエゴではなく、政治の本来の役割、目的に立ち返り、行動する必然です。

 反省も込めて年の瀬にしるしました。
女児殺害
(2005.12.05)
 広島と栃木で相次いで、小学1年生の女の子が犠牲になりました。身長120センチの無抵抗の女の子が、何にも悪いことをしていないのに将来を一瞬にして絶たれました。

 人生、これからでした。親と一緒に楽しみな可能性があったことでしょう。就職して、結婚して、子どもが出来て・・・・。

 過去にもありました。何故、このような卑劣なことがおきるのでしょうか。
 全国の親御さんや子どもたちが怯えています。
 
 国会では、刑罰等の見直しに着手しております。再犯率の高さが指摘されているこのようなケースの刑罰が軽いのではないかとの意見をたくさんいただきます。

 加害者の人権を重んじるばかりに被害者や被害者家族の人権がないがしろにされていないでしょうか。

 情報公開も含めて、徹底的に検証し、実行していきます。
台湾から帰国しました。
(2005.12.02)
 初めての訪台でしたが、実に内容の濃い視察となりました。
 今回は、会談がぎっしり予定されていましたので、台北(タイペイ)中心でしたが、次回は、南の高雄市や日本のゆかりの土地にも足を伸ばしてみたいです。

 ちなみに、台湾の面積は、ほぼ九州と同じで、人口は2300万人です。

 到着してまず、驚いたのは、台湾の選挙です。時々、台湾の国会で議員同士が殴りあうシーンは承知しておりましたが、選挙も凄いです。
 ちょうど、統一地方選挙の真っ只中でした。地方選挙でしたが、国政にもかなりの影響があるため、政権与党の民進党と長年政権にあった国民党との激しい攻防が繰り広げられていました。

 特に、集会の動員には度肝を抜かされました。なんと、小規模の集会が2〜3万人で、20万人、50万人というのは普通だそうです。昨年の国政選挙では、220万人もの集会があったそうです。
 これには、さすがの小泉さんもびっくりです。

 また、一応、公職選挙法で選挙費用の制限はあるそうですが、それを正直に守っていては選挙にならないそうで、候補者をPRする大きく引き伸ばされたポスターが所狭しと掲げられたり、バスやタクシーなどありとあらゆるところに顔写真が掲載されていました。

 投票、開票は12月3日ですが、情勢は微妙で、直前でひっくり返ることもしばしばあり、その結果が注目されます。

 さて、今回訪台のメインである李登輝前総統との会談は、約2時間に及ぶ熱い内容でした。
 82歳の李登輝前総統は、いたってお元気で、「新時代の台湾人」を世界に発信することを自らの役割と自覚され、活動されているお話をお伺いしました。

 21歳まで占領下の日本人だったと話す李先生は、日本人の魂を記した「武士道」を出版されたことでも有名です。

 『私は私でない私・・・』など、哲学にも言及され、また、若い政治家にも大きな期待を寄せていただきました。

 詳細は、後日まとめてアップしますが、価値観を共有する台湾に日本の魂を学ぶ想いでした。

 また、初の台湾の女性首相との声もある呂副総統との会談では文化交流などに花が咲きました。
 宮崎も数回訪問されたことや、松形前宮崎県知事との親交を披露され、より親しみを感じました。

 最後に、政治情勢についてです。
 約50年間にわたって政権にあった国民党から民主進歩党が政権党になって5年間の台湾の政治ですが、2大政党制はまだ、定着していませんし政権も安定していません。やはり、大陸(中国)との関係は、経済交流を進めつつも現状維持(吸収されない)が多数を占めていますが、独立を強く推し進める空気もあります。

 ただ、春に制定された中国の国家分裂法による台湾独立を警戒する緊張感も感じました。

 愛地球博から引き続き、台湾から訪日ノービザを前国会で可決しましたし、日本からの旅行者も100万人(前年から4割増)を突破しました。

 精神的な価値観を共有する両国の懸け橋として、微力ですが道を切り開くことを熱く心に誓い帰国しました。

 画像は、李登輝前総統と、氏の公式オフィスにて撮影。