フィンランド出張報告
<2015年10月26日(月)〜10月31日(土)>

フィンランド出張報告
   副大臣として、初めての国際会議で10月26日(月)〜31日(土)の日程で北欧フィンランドに出張しました。因みに時差は7時間です。
   この国際会合は、公共部門のあり方を議論することを目的として5年に1回開催する国際会合です。過去2回は、2005年にオランダ(ロッテルダム)、2010年にイタリア(ベニス)で開催されました。この会合への政務の出席は、私が初めてになります。
   初日は、10時間のフライトの到着後、会合に臨む勉強会を行ないました。
   2日目は、アヌ・ヴェへヴィライネン フィンランド地方自治・改革相(52)とのバイの会談を行ない、情報通信や地方自治などについて情報交換しました。彼女は、全体会合で議長、私は副議長を務めました。
   その後、篠田大使からのブリーフィング、閣僚級ラボ3のモデレーター ブルゴン女史との打ち合わせ、グリア事務総長とのバイ会談を経て、ヘルシンキ主催のディナーに招待されました。
   3日目はメインのOECD公共ガバナンス閣僚級会合で副議長として英語でスピーチしました。(OECD閣僚級会合の様子がNHKで報道されました。)
   その後、4つのセッションに分かれ自由討議が行われ、その一つである「ラボ3 公共サービスの提供」の議長を務めました。参加国は、英国、エストニア、フランス、ハンガリー、イタリア、モロッコ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガルでした。チャタムハウスルール(得た情報は自由引用、参加者・発言者は明らかにせず)で行い、活発な意見交換となりました。
   ランチの後、OECD加盟国34カ国にオブザーバーも含めた参加国で記念撮影し、とりまとめの全体会合で、閉幕しました。
   エストニア行政管理大臣 アルト・アアス(35)とバイの会談で、先進事例を学びました。 ディナーは、フィンランド在住の日本人の皆さんと意見交換会を行ないました。在留邦人は、1,600名余りだそうで、増加傾向だそうです。
   ヘルシンキ4日目は、日本と関係の深い、フィンランドの会社 FーSECURE (エフセキュア)とノキアを視察しました。
    FーSECURE (エフセキュア)は、歴史あるセキュリティソフトベンダーです。日本は、9月にサイバーセキュリティ戦略を閣議決定しました。サイバー攻撃の実態についても学びました。
   クリスチャン・フレディクソンCEOに、マイナンバーを導入するにあったてのマスコミ等からのネガティブキャンペーンにどう向き合うかとの私の質問に対して、
   「フィンランドでは、高いサラリーを貰っているのだから、批判や中傷は仕方ない。トップが動揺してはならない。常に毅然とした精神力が必要。諦めない人を叩くのは難しいので、いずれマスコミも理解する。合わせて、長期的なビジョンが必要。目先の雑多に囚われるな。」とアドバイスを頂きました。來たる国会答弁での心構えとして、鍛錬します。
   次に日本でも馴染みの深いノキアでは、次世代移動通信ネットワーク(5G)に実用化に向けた取り組み、NTTドコモとの連携について説明を受けた後、今年5月に高市大臣とエッディンガー欧州委員との戦略協力の署名による連携強化の重要性を共有し、今後のIoTの取り組みについても学びました。
   地元の大手新聞社 タロウス・サノマット紙による取材を受けました。日本のマイナンバー導入について質問が多岐に渡りましたが、関心の高さに良い意味で驚きました。
   最終日は、アンネ・ベルネル運輸・通信相(51)とのバイ会談、IoTの推進、ICT利活用等について意見交換、エネルギッシュなマダムでした。来年1月の日本での再会を約束しました。続いて、ヴィッレ・スキンナリ(40)フィンランド日本友好議連会長とのバイ会談、丸紅勤務の経験があり、日本との窓口役、来月来日予定で再会を約束しました。
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