2003年10月【新平コラム】<<【新平コラム】リスト
 
10月31日(金)
 有名な句があります。「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」―織田信長、「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」―豊臣秀吉、「鳴かぬなら 鳴くまでまとう ホトトギス」−徳川家康。
 
 戦国時代を制したのは織田信長でした。彼は、戦争にしても国の運営にしても、新しい哲学を持ち込み時代を切り拓いていきました。それまで名乗りあって、英雄が刀か楯かを持って戦争をしていたのを、彼は、初めて鉄砲を使いました。当時、鉄砲は高価なものでしたから、大量に使うということは、かなりの才覚がなければできませんでした。最初は1挺(てい)2000万円したとすれば、それをたくさん作って安くすればいいではないかと考えて、20万円ぐらいまで下げていくといった方法をとったのです。

 その鉄砲も当時は雨に弱かった。また続けて撃つことが出来なかったので、彼は三段構えにして途切れないようにした。さらに、流通の妨げだった寺銭や関銭をなくし楽市楽座を設け、商人がたくさん集まるようにした。商人がたくさん集まれば町が栄え、そのほうがいいという概念をつくりあげました。室町時代に今の日本の原型ができたそうですが、そういたものを「近世」に変えていった。

 一向一揆との戦い、忍者のいる伊賀の撲滅といった過激なことをやり、ついに彼は明智光秀に暗殺されてしまいます。
 それをじっくり見ていた豊臣秀吉が跡を継いで、検地などいろんなことをやり統一する。この織田と豊臣2代の成功、失敗を全部見て、民心の流れも全部見て、もう戦争はボツボツ終わろうということになって、徳川家康が引き継ぐ。そして、彼は参勤交代を考えたり、あるいは東海道を作って、情報の伝達網を作って、260年の施政を敷いた。

 したがって、私は、その頃の時代になぞらえれば、今の日本はまだ織田の時代だと思います。その意味では、思い切って今までの価値を揺さぶったほうがいいと思います。過去の価値を引き継いで、そこで部分的に直すよりは、抜本的に変えたほうがいいという発想です。

 そして、思い切り変えて、行き過ぎがあったら「秀吉」や「家康」が出てきて直せばいい。つまり、早く「家康」が出てくる時代をつくり上げなくてはならないのではないでしょうか。

 蛇足ですが、晩年、ある人が松下幸之助氏に、「あなたは、どのタイプか?」と質したところ、どれにもあてはまらい、「鳴かぬなら、それもまたよし ホトトギス」 と答えています。実jにうまい!

 鳴かないホトトギスというのはマイナス要因なんです。松下幸之助氏は、それもまたよし、何か他に使い道や生かし方があるんじゃないか。と説いています。

 明日から、11月ですか、今年も2ヶ月ですね。政治課題を未解決のまま、年の瀬を迎えます。

10月30日(木)
 宮崎人の今が見える!宮崎本音マガジン「そら」11月号(10月26日発行) 1周年企画 スペシャル座談会「いまの宮崎、これからの宮崎」に掲載され、熱く宮崎を語っています。よろしかったら、ご覧ください。(価格200円)

 業界初らしいのですが、なんと、表紙が一部一部、手作りで作成されていて、同じものが2冊とない貴重な本となっています。1周年の思いをこの形にされたそうです。

 若者が元気な町は、活気があります。子どもの笑顔、若者の元気で、宮崎をリードしていきましょう。 

10月29日(水)
 ダイエー優勝おめでとうございます。
 九州各地で応援に熱が入っていたそうで、九州の球団としてすっかり定着したダイエーの姿に、将来の道州制(九州はひとつ)を見た思いでした。チャンピョンフラッグを最高のお土産に宮崎キャンプもはじまります。

 見応えのある日本シリーズでした。本拠地でファンの声援を受けながら、選手と一体となって挑む姿は、美しいの一言です。
 そして、「勇退」の言葉がとても似合う星野監督が辞意を正式に表明されました。惜しまれながら、勇ましく退く、この哲学、学びたいものです。

 さて、大きな時代の転換期に、このたび、全国、九州若手県議の会(40歳未満)が発足します。全国都道府県議2600名の内、全国185名、九州27名が該当します。わが宮崎は、3名(長峯34歳、丸山35歳、松下37歳)です。
 全国の仲間と情報交換や議論を積み上げ、研鑚してまいりたいと思います。 

10月28日(火)
 いよいよ、衆議院選挙公示です。
 宮崎では、11名の候補者が出馬予定です。
 その内、共産の2名を除く、9名の方は、政治活動を通じて、親しくして頂いています。

 そう言う意味からも、宮崎に世代交代が遂にやってきた、という感じです。ただ、本当に、これから、自由に、思い切って、活動できるかは、本人の努力に頼るところが大きそうです。

 いろんな意味で、すばらしい選挙戦になりますことを、同志の一人としてお祈りします。

10月27日(月)
 明日から、衆議院選挙が公示されます。
 マニフェスト、政権選択選挙と言われる今回の選挙は、大きな意味合いがありますので、有権者の皆様大いに活用していただきたいと思います。

 よく考えますと、今まで、総理大臣も決められませんでした。連立を組むときも、全くの国民不在でした。総じてお任せ民主主義でした。その結果どうか、選挙のときだけ頭を下げて、選挙が終わると、あぐらをかく。あぐらをかくと政策判断をしなくなりますし、出来なくなります。そうなると、世の中、一向によくならない。といった悪循環です。

 このマニフェストは、まだまだ定着には時間がかかりそうですが、政治に緊張感を持たせる。政治に結果責任、リスクを背負わせることによって、政治が正常に機能する、あたり前のことですが、そのことがなされていなかった今の政治に大きな命題となるでしょう。

 たかがマニフェスト、されどマニフェスト。

10月25日(土)
 今年は、4月の統一地方選挙、7月の知事選挙、そして今回の総選挙と、ただでさえ、厳しい経済状況で選挙どころではないと選挙疲れの声が多く聞かれます。特に、知事選挙で、勝った方も、その後のドタバタに少し距離を置いているのではないでしょうか。

 選挙が変わりつつあるのを実感します。私たちは、候補者として、また一支持者として両面で選挙に携わることになりますが、この時季に応援してくださる皆さんは、本当にありがたいです。

 リーダーとして一番心しなければならないのは、「至誠神の如し」ということに尽きます。
 リーダーは誠を尽くすしかありません。 

<10月24日(金)
 数年前、敬愛するイエローハット鍵山秀三郎相談役の隣に座る機会があり、お話を伺わせて頂いたおり、「より、自分を高めるためには、何をすればよろしいでしょうか。」と質問をさせて頂いたら、即座に、「自分を低い所に置くことです。」と教えていただきました。

 85歳の中曽根元総理が小泉総裁の事実上の出馬辞退要請を心よしとしていない報道がありました。
 様々な背景があり、一概にはコメントできませんが、総選挙にどう影響するかではなくて、小泉総裁が、直接ものを申したことは、日本の政界によって、新たな第一歩と高く評価したいです。

 政治生命は、支持してくださる皆様から頂きた命であり、勝手にそれを引き取ることは出来ません。得てして、本人は、辞めたいが、後援会がそれを許さないケースもあります。
 ぜひ、政治家を支援された皆様から、ご苦労さん、もう十分ですよと声をかけていただきたいです。

 遮二無二、政治一筋で生きてきた人間には、自ら発するブレーキは持ち合わせていないのですから。

 「自分を低い所に置くことによって自分を高めてまいります。」

 偶然ではない、星野監督の、連日のサヨナラ勝ち、人間の力はすごいですね。 

10月23日(木)
 公務員の名刺は、実費か公費負担かについて

 厳しい財政事情を踏まえて、県議会でも、歳費カットの方向で、議論がなされています。12月定例県議会には、知事をはじめ県庁職員の皆さんの給与削減も議論されるでしょう。
 私は、基本的には、まず、その給与や歳費に見合った仕事をすべきと考えています。

 政治の場合ですと、私は、いわゆる「政治とカネ」の弊害を取り除き、本来の政治が健康にその役目を果たせるように、企業、団体献金をお断りし、個人献金(お一人年間2,000円)で政治活動をしております。実際、公約である県政報告等をきちんとやると、歳費から相当補填しないとやっていけません。

 ですから、この歳費カットは、私のようなスタイルには正直、厳しいです。しかし、一方では、宮崎の給料の官民格差は、全国一でもあり、税金でまかなわれている以上、県民意識が優先します。(まだ、政治が信頼されていませんから・・・)

 先日公開された知事交際費(8月分)の中で、雑費で知事名刺30660円と記載してありました。民間の方は、なんとも思わないでしょうが、私は、すぐに、県庁職員の名刺も公費負担で支出すべきではないか、と思いました。

 行政は、最大のサービス業と口では言いながら、そのまず第一歩の名刺交換から、実費だから、名刺を出せば出すほど損をするのですから、出さないようになるという矛盾です。
 調べてみますと、三重県では、既に、名刺は、公費負担だそうです。

 その他に、サービス残業もあります。もちろん、無用な残業は問題外ですが、必要なものについては、しかるべき評価がなされなければなりません。

 公務員に対する風当たりが強い中、、元県職員として、実態も訴えていきたいと思います。それが、県職員の士気の向上につながり、県民のためになるのですから。 

10月22日(水)
 昨日は、さわやかな秋空のもと、地元高岡町で老人クラブスポーツ大会が開催されました。
 その挨拶の中で次のような話をしました。

 「おれおれ詐欺」の話をします。冷静に、客観的にみるとおかしな話なのですが、結果としてだまされたときは、そう思い込む状況になっており、だれでも、その罠にはまる可能性があります。
 現に私も、ありました。

 「じーちゃん、(ばーちゃん)、俺やけど」
 「おー、○○ちゃんね。どうしたと」
 「○○よ。実はね、交通事故を起こしてしまって、お金がいるっちゃわ。親にも相談できんで何とか助けて欲しいとよ」
 「そりゃー大変じゃね。分かった、分かった、何とかするわ。」
 「ありがとう、皆に内緒にしちょってね。」

 こういった手口らしいです。
 孫のことになると、心配するやさしいじーちゃん、ばーちゃんの気持ちを逆手に利用してお金を騙し取るこの手の詐欺は、悪質です。
 最近は、役所の人間を装い、年金を多く振り込みすぎたので、返金してください。とする年金詐欺。大正時代に根絶した有栖川家を名乗りご祝儀などを騙し取る詐欺など発生しています。

 北警察署の方に聞いたら、おれおれ詐欺の発祥は、不名誉ながら宮崎だそうです。約10年前に同様の手口で事件が発生しているそうです。

 皆さんが、安全で、安心して暮らせる社会は、政治の基本です。関係機関と連携をとって万全を期して参りますが、くれぐれもご注意ください。

 本当にけしからん。世の中けしからんことが多すぎます。怒、怒、怒。 

10月21日(火)
 昨日、県議会厚生常任委員会が開催され、綾の照葉樹林の保護とエネルギー政策について、専門家やそれぞれこの問題に携わっていらっしゃる方々を参考人としてお越しいただき、活発な意見交換がなされました。
 私は、所管する委員会に属していませんが、委員外議員として出席しました。

 私は、ひとつ綾町だけの問題ではなく、県全体として、後世に残す貴重な財産としてサポートを考えるべきと地元の議員としても活動してきました。残念ながら、県当局は、地元の意向を尊重するの一点張りでした。そして肝心の綾町長が「公益性、公共性を勘案して苦渋の決断として建設容認した」とのことです。

 ある委員から、綾町長に対して「どう考えても、綾町にメリットがないのにどうして容認したのですか」また、ある委員から、「著書『結いの心』によると郷田前町長が、地元の反対を押し切って、先見性をもって守ってきた綾の森が今評価されているのに、綾の価値がなくなるのではないか。」など意見が交わされました。

 傍聴していておかしい、妙な感じがしました。というのは、一般に、「総論賛成、各論反対です」、国や県が公共性や公益性を訴え、地元が反対するという構図が、むしろ、あべこべで、県議会側の委員が綾町のことをメリットがないと心配し、逆に、綾町長が国策であるエネルギー政策を言及したことです。

 様々な経緯があったのは、承知していますが、政治に携わるものとして、到底、看過できる問題ではありません。将来に、禍根を残してはなりませんし、こんなときこそ、政治判断が求められますし、そのために政治家が存在するのですから・・・。
 地元の政治家として大きな責任を感じます。

 綾の自然を守る会の副会長 郷田美紀子さんが、冒頭に「民意を汲んでもらえない。政治に対して無力感を抱いていた。このような場をつくっていただき感謝します。私たちは、郷土愛だけです。将来の子どもたちに美しい山を残してあげたい」と涙ながらに訴えられました。

 11月に安藤知事が面談をされます。ぜひ、政治家として政治判断を期待します。

10月20日(月)
 しばらく、PCの調子が悪く、せっかく、アクセスいただいた皆さんには、失礼しました。

 さて、今日は、異例ですが、綾の照葉樹林の保護と鉄塔建設について県議会厚生常任委員会での参考人招致が開催されます。

 以下のようなスケジュールです。
 8時30分 傍聴人受付(先着10名限り)
10時50分 委員会開会、委員協議
11時00分 九州電力4名
11時50分
(休憩)
13時00分 日本自然保護協会 大澤先生
13時50分
(休憩)
14時00分 綾町前田町長
14時50分
(休憩)
15時00分 郷田美紀子氏(補助員として、宮崎大学 上野先生 九州大学 吉岡先生)
15時50分
(休憩)
16時00分 宮崎大学 中尾先生
16時50分
(休憩)
17時00分 委員協議、閉会
17時30分 

 それぞれ、10分程度の参考人の意見があり、質疑応答になります。
 私も、委員外議員として出席します。

 今日は、宮崎らしい気持ちのよい朝でした。街頭演説も快調です。

10月14日(火)
 三連休の方もいらっしゃったと思いますが、天気が今ひとつでしたので少し残念でしたね。
 事実上の総選挙に突入したのですが、宮崎1区での盛り上がりも今ひとつです。

 今日から、金曜日まで、総務企画常任委員会で青森県、岩手県に視察に行ってきます。公社の改革や地域活性化について先進地視察です。

 青森県は、若手の三村知事が誕生したばかりですし、岩手県は、改革派増田知事が着実に結果を出しているところです。
 その勢いを体感する意味でもとても楽しみです。

10月10日(金)
 突然ですが、「SORA」という雑誌をご存知でしょうか。
 宮崎人の今が見える!宮崎本音マガジンとして、創刊して1年になるそうです。

 このたび、「今の宮崎、これからの宮崎」というテーマで、フリートーキング形式での企画があり、声がかかったので色々思っていることを述べました。10月26日発売だそうです。定価200円です。

 政治に身をおき、その実体験を通じた宮崎の可能性についてかなり踏み込んで話したつもりです。やはり、若者が元気な街は全体が元気になるように、大きな転換期に失敗を恐れず、果敢に取り組む若者にその期待が寄せられているのは、間違いありません。
 
 そして、若者の情熱と技術的な政治がジョイントすることによって、事を成しえるダイナミズムを体感していただきたくことによって、一人ひとりの若者が輝くことによって、宮崎は、必ず、いきいきとしたエネルギーが満ちてきます。

10月9日(木)
 視察から、帰ってきました。宮崎の元気な企業、企業家にいっぱい刺激を受けてきました。
 
 さて、借金王?
 8日の新聞に県議会議員の資産公開がありました。これは、改選後に公表するもので、所有する土地、建物、預貯金(定期)などが対象です。
 これは、繰り返される政治家の不祥事に対して、その防止の一環として、透明性を確保する狙いがあります。

 私は、土地の課税標準額  759万1千円
     建 物          937万2千円
     預貯金(定期)       2万円
     有価証券           なし
     会員権(ゴルフ等)      なし
     自動車(100万円以上)  なし(私の車カローラ 17万キロ走行、20万円、妻の車プリウス(中古のエコ車、80万円)
     貸付金            なし
     家族名義の所有       なし


     借入金         6462万9千円 (県議会で1位!,25年ローン))
                  年配の議員さんは、既にマイホームがありますし、若い議員は、家を新築していませんので・・・。

 4年前は、全項目とも、借家住まいでしたので該当なしでした。

 大変迷ったのですが、数期して、家を建てると何かと誤解を招いたりするので、平成12年に、思い切って、政治にしっかり軸足を置く意味でも、土地を新たに購入し、そこに家を建てました。その分のほとんどが、この借入金です。
 
 よく冗談で、「落選したら、すぐ家を出て行きます。」と答えていました。
 
 政治と金のあり方を正さなければ、本来の政治が出来ない。ゆがんだ政治になるといい続けてまいりました。いい機会ですので、より透明性の高い情報公開をしてまいります。
 色々、ご心配をおかけしました。 ペコリ

10月7日(火)
 「私は、恋々としない。」「薩摩人だから・・・」なんていっておきながら、往生際に悪い藤井総裁には、がっくり。
 
 当今の毀誉(きよ)は懼(おそ)るるに足らず
 後世の毀誉は懼る可(べ)し

 佐藤一斎「言志四録」より

 かつて人々の賞賛を浴びた人で、後世になって非難の対象になった例は少なくありません。教育者ですら例外ではありませんでした。
 後世の毀誉を懼れる生き方を大切にしていきたいと思います。

 今日から9日まで、景気雇用対策特別委員会で県南地区の視察に行ってまいります。

10月6日(月)
 先週末は、解散前で様々なことが話題となりました。
 藤井総裁の更迭問題、田中真紀子さんの出馬、民主党のマニフェスト・・・それぞれコメントします。

 まず、道路公団藤井総裁の更迭は止むを得ません。国民に説明責任が全く果たされていないからです。一昔前では、うやむやにして嵐が過ぎるのを待つ悪手法が通用していましたが、そうはいきません。やはり、権力の集中する政治、行政においては、疑惑に対して情報を全て公開して国民の納得が得られない場合は、政治、行政が責任をとるべきでしょう。

 もちろん、悲願の高速道路、地元都城出身ということで、期待も大きかっただけに残念です。
 ところで、この更迭劇も見事です。審判である国民を少しでも多く引きつけながらの裁定でした。やはり、政治はプロセスが大事です。

 宮崎では、残念ながら、若手職員からも人望のある岩切出納長が辞任されました。報道では、安藤知事から辞意を促されたとのことのようです。出納長は、県議会の同意が必要なため、少なくとも、県議会開会までは、空席になります。「行政は停滞が許されない」と繰り返し副知事人事の際の知事の答弁はどうなるのでしょう。

 ニュー田中真紀子さんには、是非出馬して喝を入れていただきたい。小泉さんが、苦手で、トーンダウンする分野に官僚体質の是正があります。自民党政治を知り尽くした真紀子さんに、是非メスを入れていただきたい。

 民主党は、政権交代をうたい文句にマニフェストを発表しました。宮崎では、2,3区とも自民党系新人のつばぜり合いが先行し、民主党の候補者が未だ決まっていないので、県民には、あまりピンと来ていないでしょうが、自民党からみても、中々の項目と感心しています。

 わかりやすい政治は、従来の官僚と業界そして自民党政治の癒着構造そのものの終焉を意味しています。一番危機感を持っているのは、小泉総理なのかもしれません。その采配、民主党の幹部が舌を巻くほどです。
 しかし、国民にとっては、やはり中身が大事です。景気雇用の問題、年金の問題等など直接関わる課題に対して、どうビジョンを示すかです。

 「いやー、まだ宮崎は、選挙は人柄、政治は政策よ」と言う声も聞こえてきますが、政策本位の選挙になることを切望します。

10月3日(金)
 高千穂出身で作家の高山文彦氏が毎月地元紙に掲載されています。さすが作家です。的確に情況を描かれています。 
 その一節を引用させていただくと、

 「これまで私たちは、景観についてあまりにも考えなささすぎた。景観の破壊とは、たとえばゴッホの風景画の上に一本の線をいたずらに引くようなものだ。一本の線を引いただけで、全ての価値は崩れてしまう。」

 綾での九州電力による、反対する住民や日本自然保護協会、日本野鳥の会の要望に耳を貸そうともしなで行う鉄塔建設の様子を「まるでバグダッド攻撃を仕掛けたブッシュのよう」と表現されます。

 コインの裏表という表現を使って、小泉総理も物事を決断する苦悩を語りますが、間違いなく、価値観が変わってきましたし、これから、さらにその意味が大きくなってきます。
 人間として、その時代の政治家として決断を誤ってはいけません。

 今日は、地元紙に掲載された高山氏のコラムを多くの方が読み、どう感じてもらえるか。ひそかに、心踊らしています。

10月2日(木)
 昨日の衆議院予算委員会は見応えありました。
 民主党枝野幸男政調会長(39歳、埼玉県、3期)と石原野伸晃国土交通大臣(46歳、東京都杉並区、4期)との議論の応酬は、小泉総理も絶賛したように、従来の揚げ足を取ったり、言葉尻を捕まえて・・スキャンダルの追求など違って、きちんと、具体的に、わかり易く、道路公団民営化などの議論が展開されました。

 鋭いところを付くな。答弁は難しいだろうと思っていると、見事な切り替えし、さすがと感心していると次の瞬間には、厳しい指摘・・・・。すっかり画面に釘付けられ、いつの間にか観客としてではなく審判として参加していました。この勝負、ドローかな。

 随分、政治も変わってきました。それに対して、宮崎はどうでしょう。
 昨日、知事の定例記者会見が行われました。この記者会見では、松形県政の時代から、月1回開催されており、原稿を読み上げ、限られた時間質疑に答えるというものです。時代遅れも甚だしいものがあります。

 官邸は、1日2回記者会見をしますし、小泉総理も頻繁にマスコミを通じて説明責任や指針を示します。
 多くの都道府県で、最低週1回は、知事の記者会見をし、その内容も全面公開しています。
 
 綾の照葉樹林という絶好の題材、舞台が用意されていたのに、それに気付かず、おろか、「自然環境については、大いに話し合いたい・・・・」との記者会見での発言です。
 私は、とっくに、その助け舟として一般質問でしていたのに、議会での答弁「私の考えは、文書でお示ししている・・・」はどうなるのですか。

 私には、何の連絡もないまま、TVのニュースで知りました。寂しいですね。結局、官僚型の言い逃れ、言い訳スタイルには、もはや、県民はだまされません。納得しません。

 いままでは、必要以上でしたが、知事を守るために、火の粉がかからないように、気配りがあったように思います。しかし、安藤新体制は、スタートしたばかりといえども、あまりにも冷たく寂しいです。
 やはり、あの人事から、県職員の士気がかなり下がっています。

 人事異動されたある幹部に対して若手職員が集まって、激励会があったそうです。その数何と100名だったそうです。
 何が大切で、気配りをし、何が無駄で、省くか。まだまだ、道は険しいようです。

10月1日(水)とは
 今日から、10月です。いい季節です。ダイエーも優勝が決まってバンバンザイといいたいところですが、昨日は、綾町議会で鉄塔建設一時中断の請願が7対6で採択されませんでした。
 大変残念でした。住民投票をすれば、恐らく建設中断との判断が期待できるでしょうが、現時点では限界です。

 今まで、声を挙げてきたとおり、この問題は、もはや綾町だけでの解決は困難です。高度な政治判断が必要です。時代認識が不可欠です。我々の世代は、無条件で、自然保護すべきとの判断が出来ます。そして、その価値を見出すところから、観光、産業、教育、文化が生まれてくるのです。

 しかし、残念ながら、まだ、20世紀の中央集権、経済優先で物事を捉えていた方々には、すんなりとは事が運ばないようです。
 今朝の地元紙には、高校生からの投稿がありました。そこには、「当然自然を大切にすべし」との迷いのない感覚が読み取れます。
 
 時代がもうそこまで来ています。